「ミッドナイトスワン」の
佐久間が演じるのは、多摩恵の幼なじみで、彼女にひそかに思いを寄せる池田海(イケダカイ)。彼は、ドラッグ密売の世界と多摩恵たちを結びつけるきっかけを作ってしまった後悔を胸に抱きながら、最後まで多摩恵を守ろうと奔走する。内田組への参加は「マッチング」に続き2本目であり、さらに来年公開の初単独主演作「スペシャルズ」でも内田とタッグを組んでいる佐久間は「(内田に)少しでも恩返しできたらという思いでこの作品に挑みました」と述べ、「海は多摩恵がすべてのような子で、多摩恵を一番幸せにしたいと思っている。多摩恵の格闘シーンは、胸が押し潰されそうになりながら見ていました」と語った。そんな佐久間を内田は「『海』のやり場のない愛情をナチュラルに表現してくれて、ご本人の感情の繊細さを垣間見た気がします」とたたえている。
またSUPER BEAVERのボーカルとして活動する渋谷が、夏希と取引をする麻薬密売の元締めサトウ役で俳優デビュー。渋谷は「サトウという人物のバックグラウンドを掘り下げ、自分なりにプロファイリングしながら内田監督と話し合い、ひたむきな姿勢で挑めた現場でした」と振り返り、内田は「すごく難しい悪役を演じてくれ、モニターごしからも怖さが滲んでいた。ライブのステージ上とはまったく違う演技者でした」と賛辞を贈った。
そのほか、元刑事で麻薬密売のネタを追う探偵・岩倉役で渋川、岩倉に大学生の娘の素行調査を依頼する総合病院の院長夫人・星崎みゆき役で田中が参加。多摩恵が所属するジムのコーチ・柳一郎を池内、同ジムの会長で借金を抱える多田真司に光石が扮する。
「ナイトフラワー」は、11月28日より全国で公開。
映画「ナイトフラワー」特報第2弾
佐久間大介(Snow Man)コメント
辛い人生の中でも、自分たちなりの幸せを模索しながら成長していく物語。
そんな作品に、海役として出演させていただき、とても嬉しいです。内田監督は、僕が映像作品で演技をする場所をつくってくださった恩師だと思っています。少しでも恩返しできたらという思いでこの作品に挑みました。
海は多摩恵がすべてのような子で、多摩恵を一番幸せにしたいと思っている。多摩恵の格闘シーンは、胸が押し潰されそうになりながら見ていました。海と多摩恵の普段のやり取りもあるので、そこで2人の距離感というものを感じてくれたらいいなと思います。目を覆いたくなるような現実がありながら、友情や頼れる存在に救われる。映画を観た方にもそんな希望を感じていただけたら嬉しいです。
渋谷龍太(SUPER BEAVER)コメント
撮影前は今までにない緊張を感じましたが、北川さん、森田さん、佐久間さんはじめ、たくさんの方が助けてくださり、楽しく、興味深い現場になりました。サトウという人物のバックグラウンドを掘り下げ、自分なりにプロファイリングしながら内田監督と話し合い、ひたむきな姿勢で挑めた現場でした。一体どんな作品になるのか、今から楽しみです。きっと素敵な作品になるのではないかと思っています。私がどんな風にサトウを演じているかも含めて、この物語を楽しんでいただけたら幸いです。
内田英治 コメント
長いお付き合いになってきた佐久間大介さん。多少でも彼の演技を知っていた気になっていたことをすぐに反省した。シリアスなヒューマンストーリーである今作「ナイトフラワー」では今までに見たことのない顔を見せてくれました。役柄である「海」のやり場のない愛情をナチュラルに表現してくれて、ご本人の感情の繊細さを垣間見た気がします。様々なジャンルで活躍中ですが、ぜひ俳優・佐久間大介をスクリーンで見ていただきたい。そして、初めてご一緒させていただいた渋谷龍太さん。言わずと知れたSUPER BEAVERのフロントマン。自身初の演技ということで一瞬心配しましたが、現場でそれは吹き飛びました。すごく難しい悪役を演じてくれ、モニターごしからも怖さが滲んでいた。ライブのステージ上とはまったく違う演技者でした。北川景子さん、森田望智さん、そして佐久間大介さん、渋谷龍太さん。この4人のシーン、本当に素晴らしかった。ぜひ映画館で!
佐久間大介の映画作品
リンク
渋川清彦 情報瓦版[はら編集長] @sibuka_kee
#ナイトフラワー
元刑事で麻薬密売のネタを追う
探偵・岩倉役で渋川清彦
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