本作は家族や同僚に振り回され、心の余裕を失っているバツイチの女性が、ある日突然アメリカ人バックパッカーとルームシェアを始めるハートフルコメディ。東京に暮らす49歳の美久子は、言葉の通じないヴィンセントと同居するにあたって4つのルールを決めるのだった。やがて彼女は文化のギャップに戸惑いながらも新しい生き方を模索していく。
南が美久子、デールがヴィンセントを演じた。さらに
YouTubeで公開中の予告編には、美久子が突然現れたヴィンセントに困惑する姿を収録。美久子がヴィンセントに英語を教えてほしいと切り出す姿や、2人が和装で出かけるさまも映し出された。キャストによるコメントは以下の通り。
第30回セドナ国際映画祭で最優秀長編コメディ賞に輝いた「ルール・オブ・リビング ~“わたし”の生き方・再起動~」は9月19日より東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。
映画「ルール・オブ・リビング ~“わたし”の生き方・再起動~」予告編
南果歩 コメント
「人生には思いがけない出会いや出来事がある。だからこそ、変化を恐れず、飛び込んでほしい。」
私たちは知らず知らずのうちに、自分の中に“ルール”を作ってしまいがちです。
年齢や立場を考えすぎて、**「自分はこうあるべき」「こうしなければならない」**と思い込んでいませんか? 私が演じた美久子は、そんな固定観念に縛られながらも、異国の男性との出会いを通して、自分の人生に新しい扉を開いていきます。
この映画は、ミドルエイジの女性だけでなく、どんな世代の方にも「自分の人生をどう生きるか」を問いかける作品になっています。映画を観終えたあと、「私ももっと自由に生きていいんだ」と思ってもらえたら嬉しいです。
そして、大切な人と一緒に過ごす時間を、今よりもっと大切にしていただけたらと思います。劇場でお待ちしています!
グレッグ・デール コメント
「どんな年齢でも、自分の人生を選び直すことはできる。大切なのは、後悔しないこと。」
映画を作ることは本当に難しく、この作品も完成までに多くの挑戦がありました。
特に、映画祭への出品は予想以上に厳しく、トップクラスの国際映画祭に認められるには時間も努力も必要でした。
僕は初監督だったし、コメディ作品はドラマより評価されにくい。
でも、そんな中で、セドナ国際映画祭でベストコメディ賞を受賞できたことは大きな喜びでした。審査員の皆さんが「この映画は心に響く」と言ってくれたことが、本当に嬉しかったです。この映画は、大人のラブストーリーでありながら、文化の違いを超えて「人と向き合うこと」の大切さを描いた作品です。
異なる価値観の中で生きる二人が、時にはぶつかりながらも、お互いを理解し、心を通わせていく──。
それは、今の世界に必要なことでもあると感じています。僕自身、日本に長く暮らしながら、日本とアメリカの文化の違いを日々感じてきました。
だからこそ、この物語を通じて、「違いを楽しむことの素晴らしさ」を伝えたかったんです。
この映画が、皆さんの人生に少しでも新しい視点や気づきをもたらしてくれたら嬉しいです。そして、何より楽しんで観てください!
すみれ コメント
こんにちは、すみれです。この映画「
それぞれのキャラクターが、誰かのためにがんばりすぎたり、夢を置き去りにしたりしながらも、ほんの少し勇気を出して一歩踏み出す姿がとても愛おしくて。きっと観てくださる方にも「自分もこうやって一歩進んでいいんだ」って思っていただけるんじゃないかなと思います。
笑って、ちょっと泣いて、そして心がふっと軽くなるような時間を、ぜひ劇場で味わってください。スクリーンでお会いできるのを楽しみにしています。
Mahalo▽
※▽は白抜きハートマーク
河北麻友子 コメント
この作品は、人生に迷ったときや、心が少し疲れてしまったときに、ふと誰かとつながることで見えてくる新しい景色を描いています。言葉が通じなくても、心が通じる瞬間はきっとある。そんな温かさを、スクリーンを通して感じていただけたら嬉しいです。何歳になっても悩みはあると思いますが、その中で一生懸命生きる南さん演じる主人公にとても勇気をもらえると思います! たくさんの方にご覧いただけることを、すごく楽しみにしています!
椎名桔平 コメント
文化も言葉も違う相手との「暮らし」を通して見えてくるもの。
それは、退屈ではなく、静かに心が触れ合っていく瞬間です。
私が演じた光一は“正しさ”や“世間”にとらわれて生きてきた男です。
しかし、ある出会いが、彼に小さな変化をもたらします───その姿に、誰かが自分を重ねてくれたら嬉しいです。
この映画は、恋愛映画でありながら、「人生を選び直す勇気」を描いた物語です。
そして、どんな年齢からでも、“わたし”の人生を始められるというメッセージが込められています。
観終わったあと、ふっと方の力が抜けて、
「なんだ、自分のままでいいんだ」と思ってもらえたらいいですね。
ジェフリー・ロウ
まったく違う世界の人との出会いが、自分自身を思い出させてくれることがあります。
「ルール・オブ・リビング」は、「~すべき」「~でなければ」といった役割に、私たちがどれほど縛られているかを映し出す物語です。人生に正解なんてなくて、誰もが手探りで生きている──だからこそ、怖くて、美しい。
この映画で心に残ったのは、「変わるのに遅すぎることはない」ということ。あきらめていた扉を、もう一度開くこともできる。僕自身、何度も失敗し、まわり道をしてきました。でも、そんな僕を変えてくれたのは、自分とはまったく違う世界の人たちでした。
この作品が、観てくださった方の心を少しでも揺さぶり、自分を許したり、大切な誰かに手を差し伸べたりするきっかけになれば嬉しいです。
m. @spaggdttiy
南果歩×グレッグ・デールの「ルール・オブ・リビング」予告解禁、共演に椎名桔平ら(コメントあり) - 映画ナタリー https://t.co/UvM9KPAuVm