第77回カンヌ国際映画祭でグランプリに輝いた「
「私たちが光と想うすべて」は、インド・ムンバイで看護師をしているプラバと、歳下の同僚アヌの物語。2人はルームメイトとして一緒に暮らしているが、真面目なプラバと陽気なアヌの間には少し心の距離があった。そんな中、プラバとアヌは病院の食堂に勤めるパルヴァディを故郷の村まで見送る旅へ出ることに。神秘的な森や洞窟のある別世界のような村で、2人はある出来事と遭遇する。
映像には、アヌがイスラム教徒の恋人シアーズと会う一幕が収録された。恋人であることを公にはできない2人は、ある海辺の街の洞窟で密会。誰かが岩壁に書いた“自由”という文字を見たアヌが「将来を考えたりする?」と切り出す様子が確認できる。あわせてメイキング写真5点も解禁された。
「何も知らない夜」は、カパーリヤーがインド映画テレビ技術研究所の学生であった頃の体験をもとにしたドキュメンタリー。映画大学の寮で発見された学生L(エル)の恋文から、カースト制度によって阻まれた恋人たちの苦難が映し出されていく。同作は第74回カンヌ国際映画祭の監督週間に選出され、ベストドキュメンタリー賞を受賞。山形国際ドキュメンタリー映画祭2023では大賞に輝いている。
「私たちが光と想うすべて」は7月25日よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほかでロードショー。
映画ナタリー @eiga_natalie
「私たちが光と想うすべて」恋人の密会を捉えた新映像、「何も知らない夜」限定上映も決定
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