人生最高の宴を襲う惨劇とは、「罪人たち」ファイナル予告解禁　9名のキャラポスターも

6月20日に封切られる映画「罪人たち」のファイナル予告がYouTubeで解禁。あわせて映画に登場する9人のキャラクタービジュアルが到着した。

本作は1932年のアメリカ南部を舞台に、シカゴ帰りの双子の兄弟が一獲千金を夢見て、故郷で黒人向けのダンスホールを開く物語。オープン初日の夜に“招かれざる者たち”が現れたことで、人生最高の宴は理不尽な絶望にのみ込まれていく。「ブラックパンサー」のライアン・クーグラーが監督を務めた。

マイケル・B・ジョーダンが1人2役で演じたのは、一卵性双生児の兄弟スモークとスタックだ。ジョーダンは2人を「兄のスモークは重荷を抱えたような口数の少ない男」「弟のスタックは軽快な男で、つらい時でも笑顔で動き回っている」と紹介する。

このほか新星マイルズ・ケイトン演じる若きブルース・ミュージシャンのサミー、ヘイリー・スタインフェルド演じるスタックの元恋人メアリー、ウンミ・モサク演じるスモークの元恋人でブードゥー魔術師のアニーのビジュアルも。また、地元のわけありブルースマンのデルタ・スリムにデルロイ・リンドー、抑圧的な結婚生活から逃れるパーリンにジェイミー・ローソン、ダンスホールのドアマン（用心棒）を任されるコーンブレッドにオマー・ミラー、そして“招かれざる客”のレミックにジャック・オコンネルが扮している。

予告にはシカゴの暗黒街で稼いだ金を元手に、酒とブルースを提供するダンスホールを開業しようとする双子の姿を収録。炎に包まれたダンスホールらしき場所でサミーがブルースを奏でるシーンや、その音楽によって“招かれざる者たち”が呼び寄せられる様子も確認できる。泣き叫ぶ女性、湖に上がる火柱といった不穏な瞬間も切り取られた。

映画「罪人たち」ファイナル予告