本作は新進気鋭の一流シェフ・アルムートと、離婚して失意のどん底にいたトビアスが織りなす愛の物語。結婚して2人の間には娘が生まれるも、余命わずかであることが発覚したアルムートはトビアスに驚きの決意を告げる。自由奔放なアルムートをピュー、慎重派のトビアスをガーフィールドが演じた。
長谷川は「もしわたしが彼女の立場だったら。どんな選択をしたのだろう。“今”を生きる大切さを彼女はわたしに教えてくれた」と、松井は「正反対に思える二人が心を動かし、共に歩んでいく愛の物語に、今、目の前にいる人を大切にしたいと思う」と推薦。「ファーストキス 1ST KISS」やドラマ「海に眠るダイヤモンド」などの演出で知られる
アルムートとトビアスの過ごした時間がシャッフルされて描かれる本作。新ビジュアルには、2人が出会う場面や心の距離が縮まっていく過程、プロポーズや出産など時間軸上の一点が捉えられている。
「ブルックリン」の
映画「We Live in Time この時を生きて」コメント予告
枝優花(映画監督 / 脚本・写真家)コメント
「もしもあのとき出会っていたら...」
運命を恨んだり、なぜ?と神様に尋ねたくなるときがある。
「人生は縁と運とタイミング」
という言葉を耳にしたり。
しかし、しばらく生きてみて思ったのだ。
結局のところ、人生というのは
常にそのときの私にとって
最高のタイミングで必要不可欠な最高が起こっていると。
この映画を観た私のタイミングもベストであったと信じたくなる時間だった。
宇垣美里(フリーアナウンサー / 俳優)コメント
最悪の出会いも、ドタバタの出産も、
あなたの笑顔も涙も頑張りも、
全部全部、思い出は私の中にあり続ける。
限りある時の中で貪欲に自分らしさを貫く
フローレンス・ピューの力強い眼差しよ。
その生き様の眩しさに胸打たれた。
カツセマサヒコ(小説家)コメント
本当に美しかった。
大切にしたい人と一緒に観てください。
そのお相手が自分自身ならば、おひとりで観るのもいいと思います。
主人公たちと私たちの人生に、最大限の幸せが訪れますように。
寒竹ゆり(脚本家 / 映画監督)コメント
プロットラインだけを読むと、
目の肥えた貴方は観るのをやめてしてしまうかもしれません
でもそういう映画こそ作るのは難儀なのです
大好きなシーンが102あります
オープニング3分のアイデア、ああいうのがとても大事
終始涙が止まらなかったのはわたしが情緒不安定だからなのか、この映画のせいなのか。笑
たぶんその両方ですが
この傑作をスルーせずに済んだ、機会をくださってありがとうございます
児玉美月(映画批評家)コメント
これまで見たことのない余命もののラブロマンスであり、現代的な美しい人間讃歌の映画。
ひとりの女性が残された時間のなかで懸命に自己実現を目指す姿が瞳に焼きついた、2025年、もっとも忘れ難い一本。
SYO(物書き)コメント
観客側を優先していいとこ取りしたチープな感動作とは真逆。
想い出は時制を超えて錯綜し、感情の脈絡は示されずに進む。
だってそれが愛のレシピだから。共に生き、時を重ねた証明。
これは、私たち他者がどこまでも二人に寄り添い続ける物語。
こんな当事者への敬意にあふれる映画を、ずっと待っていた。
塚原あゆ子(テレビドラマ演出家 / 映画監督)コメント
あらすじでも予告でも、この作品の素晴らしさは、ほんの少しも伝わらないでしょう。
重なり合う異なる時間軸が、人生の喜怒哀楽を同時に表現していく。
こんな風にまとめ上げた才能にただ圧倒された。
とにかく観るべき傑作!
DIZ(映画アクティビスト)コメント
最も人生が残酷に感じられる瞬間にこそ、光を見出せることを教えてくれる、生命力に満ちた力強い映画。女性として、母として、仕事人として、限られた時間の中でどう生きれば人生を豊かにできるのか? その問いに深く向き合うきっかけをくれた。
寺嶋夕賀(映画コラムニスト)コメント
記憶の欠片を少しずつ思い出していくように、ありふれた日々の限りある時間を交錯しながら紡ぐ物語。愛おしい幸せから悲しみの瞬間まで、すべてが生きている証で美しく輝いている。
長谷川京子(俳優)コメント
人生は選択の連続だ。
フローレンス・ピュー演じるアルムートが、一瞬一瞬を大切に、力強く生きる様は美しく鮮やかで。
もしわたしが彼女の立場だったら。どんな選択をしたのだろう。
“今”を生きる大切さを彼女はわたしに教えてくれた。
松井玲奈(役者 / 小説家)コメント
徹底的な生への姿勢。それを表現するフローレンス・ピューの演技が胸に刺さった。
正反対に思える二人が心を動かし、共に歩んでいく愛の物語に、今、目の前にいる人を大切にしたいと思う。
ぜひエンドロールの最後まで作品を観てもらいたい。
森直人(映画評論家)コメント
なんて素敵なふたりの日々のアルバムだろう。
我々は死へのカウントダウンではなく、幸福の密度で体感が変わる非線形の流れを生きている。
記憶のモンタージュとして編まれるこの映画の「時間」は、人生そのもののような形をしていると思った。
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よっちゃん @rena_yottchan
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