映画「
本作は、新進気鋭の一流シェフであるアルムートと、離婚して失意のどん底にいたトビアスが織りなすラブストーリー。2人は結婚して娘が生まれるが、余命がわずかであることが発覚したアルムートはトビアスに驚きの決意を告げる。自由奔放なアルムートを「サンダーボルツ*」のピュー、慎重派のトビアスを「アメイジング・スパイダーマン」シリーズの
映像内でピューは、ガーフィールドとの初共演について「彼はとてもプロフェッショナルなの。細部にまでこだわる姿勢で仕事に取り組み、一瞬一瞬を完璧に演じていく。アンドリューとの共演には学びがあり、とても素敵な経験だった」と述べ、「作品への向き合い方や、理想の演技への模索を体得することができた。努力を惜しまず、演技力や人間性を高め、より自身の仕事に責任を持ちたい」と刺激を受けた様子だった。
本作には、アルムートがトビアスと娘に囲まれながら頭を剃るシーンがある。ピューはこのシーンの撮影で実際に頭を剃り上げており、「“出演を決めた限りはちゃんと剃る”と答えたわ」「このような役柄では、頭を剃る行為も演技の内だもの。重病の役を演じるには、説得力のある演技が問われる。剃る行為を省くなんてありえなかった」と強い覚悟を明かした。
またピューは「今、与えられている時間を大切に過ごしてほしい」と本作に込められたメッセージを紹介し、「試写会に来てくれた友人は、上映後に号泣していて、私のほうを見られなかった。それから、私の手をきつく握ったの。友人は“生きる意欲が湧いてきた”と言った。“恋をしたくなったし、先延ばしにしていたことすべてに挑戦したい。とにかく生きたい”と」とエピソードを披露した。
いっきゅう @59aslan
このインタビューがフローレンスのど根性を感じられていっそう好きになる人増えるじゃろうな。こういうラブシーン初めて見る気がする。悲劇でありながら、ほっこりするじゃん。 https://t.co/zBKceZlACh