“3.5mの少女”が8000kmの希望の旅へ、難民の実情伝える映画「ザ・ウォーク」公開

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映画「ハニーランド 永遠の谷」のタマラ・コテフスカが監督を務めた「ザ・ウォーク ~少女アマル、8000キロの旅~」が7月11日より東京・アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開される。

「ザ・ウォーク ~少女アマル、8000キロの旅~」場面写真

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本作は、戦争や迫害に苦しむ子供たちへの意識を高めるため、9歳のシリア難民の少女を模した3.5mの人形“アマル”が世界各地を旅するアートプロジェクト「The Walk」に密着し、フィクションとドキュメンタリーを融合させた作品。トルコとシリアの国境からスタートし、ヨーロッパ各地を巡る旅の途中では、4月21日に死去したローマ教皇フランシスコとの面会も実現している。

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難民問題が身近にあったバルカン半島出身のコテフスカは、難民の悲痛な叫びだけでなく、それぞれ希望を抱き生きる1人の人間であることを示し、社会の難民に対する認識を変えたいとの思いで制作に至った。なお「アマル」とはアラビア語で「希望」を意味する言葉だ。

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の報告によると、世界では1億1730万人に上る人々が国内外に避難する難民状態にあり、そのうち40%にあたる推定4700万人が18歳未満の子供であると言われている。

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©︎JEAN DAKAR

読者の反応

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Tenisang Sumerjr @TSumerjr73291

@eiga_natalie 複数の投資家グループを比較しても、@joejoekabu さんの投資方法は圧倒的に優秀だ。公開されたアルゴリズムを使って、1年未満で750万ドルを達成しました。

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