その街では、よく人が消える…北欧のミステリー「ガール・ウィズ・ニードル」本予告

デンマークの連続殺人事件を題材にしたゴシックミステリー「ガール・ウィズ・ニードル」より、日本版の本予告とキービジュアルが解禁された。

本作の舞台は、第1次世界大戦後のコペンハーゲン。お針子として働くカロリーネは、工場のオーナーと恋に落ちるも身分違いの関係は実らず、捨てられた挙句に失業してしまう。すでに妊娠していた彼女は、もぐりの養子縁組斡旋所を経営する女性ダウマと出会う。2人は強い絆を育んでいくが、その果てにはカロリーネが予想だにしない真実が待ち受けていた。

「ゴッドランド／GODLAND」で知られるヴィクトリア・カルメン・ソンネがカロリーネを演じたほか、トリーネ・デュアホルム、ベシーア・セシーリがキャストに名を連ねる。「スウェット」のマグヌス・フォン・ホーンが監督・脚本を担った。

YouTubeで公開された予告には、若きカロリーネが戦地から帰らぬ夫を待ち続ける様子や、恋人に捨てられた彼女に「ひどい世の中だ。でも、いいこともある」とダウマが声を掛けるシーン、突如戻った夫がけがのために被っていた仮面を外そうとする姿が映し出され、「その街では、よく人が消える。」という言葉で締めくくられた。

「ガール・ウィズ・ニードル」は5月16日より東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、WHITE CINE QUINTO（ホワイト シネクイント）ほか全国ロードショー。

映画「ガール・ウィズ・ニードル」本予告