デンマークの連続殺人事件を題材にした映画「
本作は第1次世界大戦後のコペンハーゲンを舞台としたゴシックミステリー。お針子として働くカロリーネは、工場のオーナーと恋に落ちるも捨てられた揚げ句に失業してしまう。すでに妊娠していた彼女が出会ったのは、もぐりの養子縁組斡旋所を経営する女性ダウマ。2人は強い絆を育んでいくが、その果てにはカロリーネが予想だにしない真実が待ち受けていた。
クラシカルなレリーフ装飾のデザインを基調にしたポスターには、ひっそりと佇む小さな砂糖菓子店とその上に大きくカロリーネの長い髪が描かれた。連続殺人事件の舞台となる菓子店と事件に巻き込まれていくカロリーネが互いに依存し合ういびつな関係性を感じさせるデザインとなっており、監督の
ヒグチは「正解のない問題。それぞれ自らの答えと向き合うべきだと思う」とコメント。大島は「舞台となる時代背景なのか、モノクロだからなのか、縫製工場、主人公カロリーネの部屋、サーカス小屋、お菓子屋の内装…とやたら室内の“壁”が気になる映画でもあります。そんな劇中の壁に飾ってあるようなイメージで、ヒグチさん描く作品世界を額装する気持ちでデザインしてみました」と語った。
「ガール・ウィズ・ニードル」は明日5月16日より東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、WHITE CINE QUINTO(ホワイト シネクイント)ほか全国ロードショー。
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tAk @mifu75
ヒグチユウコ×大島依提亜、殺人事件が題材「ガール・ウィズ・ニードル」新ポスター(コメントあり) https://t.co/DKTz48JHjz