ホラー映画「
パーキンスが好きな映画の1つに挙げている「CURE」を監督した黒沢は「どう言えばいいのだろうこの物凄い緊張感を。何か恐ろしいものが出てくるというのではなく、こちらの常識が終始ひっくり返りそうになるのだ」と述懐。
なお3月4日から4月末まで「『ロングレッグス』もうすぐ会えるねー恐怖の電話キャンペーン」が行われることも明らかに。指定された番号に電話をかけると、ロングレッグスが耳元で“何か”をささやくという。詳細は、後日公式Xにて発表される予定だ。
「ロングレッグス」は3月14日より全国でロードショー。
黒沢清(映画監督)コメント
どう言えばいいのだろうこの物凄い緊張感を。何か恐ろしいものが出てくるというのではなく、こちらの常識が終始ひっくり返りそうになるのだ。
清水崇(映画監督)コメント
研ぎ澄まされたビジュアルとサウンド、荒唐無稽な厨二病じみた狂気!
本作が孕んだ狂気は、日本の観客の多くを迷宮の闇へと誘うだろう。
「羊たちの沈黙」×「シャイニング」×「セブン」×「ゾディアック」...
明らかに影響を感じる映画はたくさんあるが、
この妙に映画偏差値の高そうなホラーを印象のままに受け止めてはいけない。
陰鬱とした空気に宿る闇の正体は厨二病のそれに似ている...
その意味では「ゲットアウト」なども入ってくるかもしれない。
T.Rexの“Gei it on”が本作で初めての方は一生この印象に囚われるかもしれない。
難解に捉える必要は無い...厨二病から始まる逃れようのない自我の嵐、
人の心と身体に宿る正体不明の闇そのものが化け物であり、恐怖なのだ。
品川ヒロシ(映画監督)コメント
好きな映画は開始5秒で胸を掴まれる。
ホラー映画は開始5秒でもう怖い。
まさにそれ。
開始5秒で怖くて好きな映画だと思った。
BGMは昔ながらのホラーな音をあえて使っている感じ。
カット割や色も懐かしい感じなんだけど新しくもある。
芝居している後ろで流れているテレビも不気味。
最後まで引っ張られるストーリーも最高でした。
近藤亮太(映画監督)コメント
子どもの頃通っていたレンタルビデオ屋に「こわい棚」があった。サイコスリラー、オカルト、心霊。
全部まとめて異様な障気を放つそのコーナーを恐れつつ惹かれていた。あの一角まるごとが一本の映画になったような映画が「ロングレッグス」だった。
濃縮された悪意であり恐怖を描くジャンル横断型映画。好きです。
背筋(作家)コメント
おぞまし過ぎるロングレッグス(あしながおじさん)の不快な魅力に憑りつかれました
尾崎世界観(クリープハイプ)コメント
これほど謎に満ちていて、不気味で陰惨で救いがないのに、なぜかお洒落で軽快で美しくて、それが最高に気持ち悪い。
大森時生(テレビ東京 プロデューサー)コメント
異様な静寂。引き攣った記憶。不吉な兆候。連鎖。
「ロングレッグス」は、観る者を深淵へと引きずり込む。
そしてその呪詛は、不思議と詩的な美しさがある。それが怖い。
おざき映画館(シネマンガ)コメント
え!?あれニコラス・ケイジだったの…!?って気付かないくらい殺人鬼にドハマりした“怪演”ニコラス・ケイジが凄まじい!
“怪演”て言葉じゃ足りないほどキモ恐ろしい…! FBIが謎を追う本格スリラー!
駒場孝(ミルクボーイ)コメント
僕は、特に映画に詳しいとか造詣が深い訳ではありません。
ただそんな僕でも、この映画のヤバさだけはわかりました。
不気味すぎて、観た後「なんでこの仕事を引き受けたんだろう」と若干後悔しました。
宮戸フィルム(おミュータンツ)コメント
良質ホラー三原則とは!! 90年代アメリカ!! FBI捜査官!! 殺人鬼!!
これはUSホラー黄金期のDNAを引き継いだ新時代のホラー作家による正拳突きのようなA級ホラー映画だ。
そして生き生きとした不穏さを垂れ流しながらスクリーン内を支配するニコラス・ケイジを見れるのは「LONGLEGSロングレッグス」だけ!! もういい!?
こがけん コメント
こんな足長おじさん(ロングレッグス)は恐ろし過ぎる!!
広角レンズの映像はとにかく不穏でスタイリッシュ、耳に貼り付く音響が恐怖を掻き立てる!
ヒトコワか否か断定させぬまま終盤にもつれ込むストーリーの上手さ、答え合わせの鮮やかさには舌を巻いてしまった!!
飛び交う前情報を頭から排除し、真っさらな状態で臨むべき快作!
2025年コガデミー助演男優賞はニコラス・ケイジに決定!!
映画「ロングレッグス」予告編
黒沢清の映画作品
リンク
tAk @mifu75
「ロングレッグス」を黒沢清・清水崇・大森時生ら推薦、恐怖の電話キャンペーンも実施(コメントあり) https://t.co/NVYWLKRU6i