マイカ・モンローとニコラス・ケイジが共演したホラー映画「
本作は新人FBI捜査官リー・ハーカーが、過去30年間に起きた10つの一家連続殺人事件の真相に迫る物語。すべての犯行現場に残された“ロングレッグス”からの暗号の手紙を読み解こうとするリーをモンロー、殺人鬼ロングレッグスをケイジが演じた。
岸本は「ニコラス・ケイジが出ているって聞いていたのに全然出てこない(笑)。でも出ているんですよ」「ホラーやサスペンス、オカルトなどが混ざって、いろんな映画のいいところがある。Jホラーっぽさがあるところも印象に残っています」と感想を口にする。ドラマ「X-ファイル」の要素も感じたそうで「『X-ファイル』は(自分の)今の活動の礎となったもの。人体発火の話が出てくるんですが、実際に人体発火しやすそうな人を見つける遊びをやったりして(笑)」と振り返り、観客の笑いを誘った。
また岸本はもっとも恐怖を感じたシーンとして、ロングレッグスが車の中で歌う場面を挙げる。「本当に気味が悪かった。ロングレッグスはやたら歌がうまい(笑)。恰好も元ロックバンドの人のようです。『アンダー・シルバー・ザ・レイク』でも描かれているように、ロックバンドは悪魔と契約して売れるというジンクスがあり、彼の過去にそういうことがあったのではないかと想像しました」とコメントした。
ロングレッグスが「クックー」という鳴き声のような声を出す場面については「はじめはニワトリの鳴き声かと思ったのですが、海外で『クックー』はカッコウの鳴き声を表します。カッコウは自分の産んだ卵をほかの鳥に育てさせる、托卵という習性がある」と説明。ロングレッグスがさまざまな家庭を狙い、あるものを“植え付け、育てさせる”という意味なのではないかと考察する。さらに「ネットが発達しているので、若い世代は僕らが体験してきた口裂け女などの都市伝説を怖いと思わない。怖がらせる表現が出つくしたからこそ、ブラッシュアップされてきている」と分析して、「ロングレッグス」の監督
「ロングレッグス」は3月14日より全国でロードショー。
映画「ロングレッグス」予告編
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【試写会レポート】「クックー」はなんの鳴き声?都市ボーイズ・岸本誠が映画「ロングレッグス」を分析
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