「街の小さな映画館」新作一挙公開、塚本晋也が東北のフォーラム4館を撮影

「野火」「斬、」「ほかげ」などで知られる映画監督・塚本晋也による動画企画「街の小さな映画館」の第23回から26回までが、YouTubeで一挙公開された。

これは、塚本がミニシアター1館ずつ足を運んでその“横顔”を撮影するもの。今回は「映画ファンによる、映画ファンのための映画館」を理念とし、東北地方を中心に映画文化を牽引しているフォーラムシネマネットワークの山形・フォーラム山形、福島・フォーラム福島、岩手・フォーラム盛岡、宮城・フォーラム仙台が選ばれた。

映像には、フォーラム山形の森合広氏、フォーラム福島の阿部泰宏氏、フォーラム盛岡の藤田秀夫氏と永木秋穂氏、フォーラム仙台の橋村小由美氏が登場。フォーラムの成り立ちや地域の映画文化をどう守ってきたのか、そして未来の映画ファンに向けての思いを語っている。なお、フォーラム仙台は本動画の撮影後、姉妹館のチネ・ラヴィータ閉館に伴ってリニューアルされた。

塚本は「どこの映画館の支配人さんも熱い気持ちで映画館を運営されており、ここには映っていない長澤会長の姿が浮かび上がってきます」とコメントした。

※塚本晋也の塚は旧字体が正式表記

「街の小さな映画館」第23回 フォーラム山形

「街の小さな映画館」第24回 フォーラム福島

「街の小さな映画館」第25回 フォーラム盛岡

「街の小さな映画館」第26回 フォーラム仙台

塚本晋也 コメント

東北のフォーラム、4館一挙に紹介させていただきます。
シネマコンプレックスの形を取りながら、大きな映画だけでなく、小さな映画も積極的に取り上げる、その方針はどこのフォーラムも一貫しており、あらゆる映画が見られると言える映画館。どこの映画館の支配人さんも熱い気持ちで映画館を運営されており、
ここには映っていない長澤会長の姿が浮かび上がってきます。