ティモシー・シャラメ、ボブ・ディランの「風に吹かれて」弾き語る「名もなき者」新映像

映画「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」より、本編の一部およびティモシー・シャラメらのインタビューを収めた特別映像がYouTubeで公開された。

1960年代の米ニューヨークの音楽シーンを舞台とする本作。当時は無名ミュージシャンだった19歳のボブ・ディランが、時代の寵児としてスターダムを駆け上がっていくさまが描かれる。

公開された映像には、シャラメ演じるディランが彼の代表曲の1つ「風に吹かれて」を弾き語る様子を収録。ディランとモニカ・バルバロ扮するジョーン・バエズのデュエットを聴くこともできる。

シャラメは「この映画が扱うのは1961年から65年だ。どの時代のボブが好きかによるけど彼の人生で最も記録の少ない時期だ」と述べ、監督のジェームズ・マンゴールドも「その時期は、彼の人生とフォークの歴史においても面白い。1人の若者が大都市にやってきた。所持金2ドルのその流れ者がニューヨーク音楽界の王者となる」と語っている。

第97回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞など8部門にノミネートされている「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」は2月28日より全国にてロードショー。エドワード・ノートン、エル・ファニング、ボイド・ホルブルックらもキャストに名を連ねた。

映画「名もなき者／A COMPLETE UNKNOWN」特別映像