レオス・カラックスの新作「IT'S NOT ME」4月公開、ゴダールへ捧げるオマージュ

9

115

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 18 49
  • 48 シェア

「ポンヌフの恋人」「アネット」で知られるレオス・カラックスの新作「IT'S NOT ME イッツ・ノット・ミー」が、4月26日より東京・ユーロスペースほか全国で公開決定。このたび5枚の場面写真が解禁された。

「IT'S NOT ME イッツ・ノット・ミー」場面写真 ©Jean-Baptiste-Lhomeau

「IT'S NOT ME イッツ・ノット・ミー」場面写真 ©Jean-Baptiste-Lhomeau

大きなサイズで見る(全5件)

「IT'S NOT ME イッツ・ノット・ミー」場面写真

「IT'S NOT ME イッツ・ノット・ミー」場面写真[拡大]

カラックスの展覧会を企画した仏パリの現代美術館ポンピドゥー・センターが、「レオス・カラックス、いま君はどこにいる?(Où en êtes vous, Leos Carax?)」と問いかけたことをきっかけに生まれた本作。展覧会は実現せず、美術館はこの質問への回答を映像で求めた。そしてカラックスはアンサーとして、2022年9月に死去したジャン=リュック・ゴダールにオマージュを捧げる42分の中編を制作した。

「IT'S NOT ME イッツ・ノット・ミー」場面写真

「IT'S NOT ME イッツ・ノット・ミー」場面写真[拡大]

同作はカラックス自ら出演し、これまでの作品への言及を多く交えながら、自分自身とその世界について語る詩的エッセイに。盟友のドゥニ・ラヴァンは、カラックスがオムニバス映画「TOKYO!」で監督した1編で演じた怪人メルドとして登場する。カラックスの娘ナースチャ・ゴルベワ・カラックスも出演した。映画は2024年5月に第77回カンヌ国際映画祭のカンヌプレミア部門にて初上映されている。

配給はユーロスペースが担当。封切りを前に、3月20日から23日にかけて開催される「横浜フランス映画祭2025」でも上映される。映画祭では、レオス・カラックスの来日も予定。

この記事の画像(全5件)

©2024 CG CINÉMA • THÉO FILMS • ARTE FRANCE CINÉMA

読者の反応

  • 9

シネフィルDVD @cinefilDVD

コレはホントに拗らせゴダールって感じで……笑。でもカラックスのファンには堪らない仕掛けもあります。

レオス・カラックスの新作「IT'S NOT ME」4月公開、ゴダールへ捧げるオマージュ https://t.co/I2hRrzF31W

コメントを読む(9件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 レオス・カラックス / ジャン=リュック・ゴダール / ドゥニ・ラヴァン の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。