著者は2018年の「
ジャン=リュック・ゴダール 思考するイメージ、行動するイメージ
フィルムアート社 2025年3月26日(水)刊行
ニコル・ブルネーズ=著 | 堀潤之、須藤健太郎=訳
価格:税込3960円
目次
序:イメージの危険を冒した理論
I:聖像崇敬、機知、実践
- 「入れ子状に破損した」映画──ジャン=リュック・ゴダールとイメージをめぐるビザンティン哲学
- ジャン=リュック・ゴダール、機知、形式的創意(批評と象徴的権力の関係についての予備的な覚書)
- 批判的思考とその対処法──ジャン=リュック・ゴダール、ルートヴィヒ・フォイエルバッハ、グラッキュス・バブーフ(セミネールのための覚書)
- ジャン=リュック・ゴダール、ニューズリールとの接点(3つの短い証言)
II:映画作品の爆発
- 予見の技法──「アルファヴィル」とGRAV
- 「シネトラクト 1968番」と「赤」──ジェラール・フロマンジェとジャン=リュック・ゴダールの共作
- [資料]「王たち」──ジャン=リュック・ゴダールの忘れられたシネトラクト
- 再構築中──「パート2」
- 素描の力学(ディナミック)──「アマチュアのルポルタージュ(展覧会のマケット)」をめぐって
- 「すべての芸術がそれぞれの驚異を生み出した。統治の芸術は怪物しか生み出さなかった」(サン=ジュスト、1793年)──「ゴダール・ソシアリスム」について
III:JLGのために仕事をする
- ジャン=リュック・ゴダール「イメージの本」をファブリス・アラーニョ(左側)とジャン=ポール・バタジア(右側)と一緒に見ながらすばやく書き留めたメモ
- ジャン=リュック・ゴダールから送られてきたいくつかのメッセージ
- 実験映画作家ジャン=リュック・ゴダール──スイスその他で表明し、あるいは夢見た考察、理性が私たちに一般化しないようにしているところの
- [資料]ジャン=リュック・ゴダールが再読したがっていた文章──「マネ家のほうへ」(文=ジャン=リュック・ゴダール)
- 「可視のものの前史」──「映画『奇妙な戦争』の予告篇(第一の撮影)」について
IV:行商する──3つの上映プログラム
- 多数のゴダール、1本の映画を裏返すこと
- あなたのエゴに敬意を、ゴダールさん
- ジャン=リュック・ゴダールのプロ=モーション──予告篇・CM・ミュージックビデオ・企業PR映画
映画ナタリー @eiga_natalie
ジャン=リュック・ゴダールついての論集が発売、筆者に宛てた自撮りメールも掲載
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