長編アニメーション「
ドリームワークスが制作した本作では、最新型アシストロボットのロズが動物たちとともに生き、島の危機を乗り越えていく姿が描かれる。日本語吹替版では綾瀬はるかがロズに声を当て、鈴木がロズに育てられる雁のキラリ役で出演した。
鈴木は「WithU(NiziUのファンネーム)の鈴木福です! オーディションのときから応援していて、一緒にお仕事するのが1つの目標だったので、叶ってうれしいです」と挨拶する。日本時間の3月3日に授賞式が行われる第97回アカデミー賞で、本作が長編アニメーション賞、音響賞、作曲賞の3部門にノミネートされたことに関しては、「去年の夏にアメリカに行ったとき、映画の大きな看板が並んでいるのを見て盛り上がりを感じていました。本国で評価されていることがうれしいですし、その分僕たちも日本語版を大切に演じたので、皆さんにたくさん観てもらいたいです」と語った。
NiziUの「AlwayS」は、大森元貴(Mrs. GREEN APPLE)が作詞・作曲した楽曲。MAKOは「この話をいただいた際はすごくびっくりしたんですけど、私たちにとっても大切な曲なので、スペシャルソングに選んでいただいて光栄です」、RIOは「キラリが空を飛ぶシーンで、私たちの楽曲の『美しく飛び回る妖精のように』という歌詞がぴったりだなと思いました」と笑顔を見せる。NiziUのメンバーは9人で一緒に本編を鑑賞したといい、MAYAは「後ろからも横から、鼻をすする音が止まらなくて(笑)。メンバー全員、大号泣でした」、MAYUKAは「9人そろって観られていい思い出になりましたし、普段泣かないメンバーも泣いていました」と振り返った。
イベント後半、日本語吹替版は未見だというNiziUのメンバーが鈴木を質問攻めにする場面も。NINAの「キラリが初めてロズから離れて飛び立つシーンが印象的だったんですけど、どんな思いを込めて吹き替えられたんですか?」という質問に対し、鈴木は「これまでの蓄積された思いや、それを素直に言えない気持ちを大事にしました」と話す。MIIHIの「好きなシーンは?」という問いには、「詳しく言えないんですけど、キラリとロズの関係がすごく表れるシーンがいくつかあるので、自分の中では印象に残っています」と答えた。
RIKUは、好きなアニメ「SPY×FAMILY」でアーニャを演じる種崎敦美の声が気になるとコメント。ロズを回収するために島へやってくるロボットのヴォントラに声を当てた種崎について、鈴木は「アーニャとはまったく違う、大人なお芝居をされていたので楽しみにしていてください」とアピールし、RIKUは「えー!」と期待の声を上げる。また「字幕版と吹替版でどう印象が違うのか気になる」というAYAKAに対しては、鈴木が「吹替版は、よりロズや動物たち、森の表現が感情豊かに観られるんじゃないかと」と回答。最後にRIMAが「私たちの母親みたいな存在である
このたびYouTubeでは、「AlwayS」を使用したスペシャル映像が公開。映像を観た鈴木は「改めていい曲だと思いましたし、皆さんの歌声も素敵で、この作品のよさが詰まっていました」と興奮気味に。そして「いろいろな角度から、何度でも楽しんでいただけたらと思います」と観客に呼びかけ、イベントの幕を引いた。
※種崎敦美の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
映画「野生の島のロズ」NiziU「AlwayS」スペシャル映像
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