インド大映画祭番外編で「ヴィクラムとヴェーダー」タミル版など3本上映、ソフトも販売

「インド大映画祭 IDE 2024」の番外編が11月9日から15日まで東京・K's cinemaにて開催。今年5月から6月にかけて行われた同映画祭のアンコール企画として、「マーク・アントニー」「ヴィクラムとヴェーダー（タミル版）」が上映される。

インドを中心にアジア映画を探求するインド映画同好会（IDE）によるラインナップで構成された「インド大映画祭」。ラヴィチャンドランが監督を務めたSFコメディ「マーク・アントニー」では、過去と通話できる電話を軸にギャングの復讐が絡み合う。ヴィシャール、S・J・スーリヤらが出演した。

プシュカルとガーヤトリが監督を担った「ヴィクラムとヴェーダー」は、R.マーダヴィンが主演を務めた犯罪ドラマ。主人公は、容疑者の逮捕よりも“撲滅”に血道を上げる警部ヴィクラムだ。劇中では、彼の標的である犯罪者ヴェーダーの自首によって浮かび上がったある真実を前に、ヴィクラムの信念が大きく揺らぐさまが描かれる。ヴィジャイ・セードゥパティが共演した。

「インド大映画祭 IDE 2024」番外編では、計3作品を上映。もう1作品は後日発表される。なお会場では、「マーク・アントニー」のBlu-ray、「ヴィクラムとヴェーダー（タミル版）」のDVDが販売されることもわかった。YouTubeでは2作品の予告編が公開中だ。

インド映画「マーク・アントニー」予告編

インド映画「ヴィクラムとヴェーダー（タミル版）」予告編