写真家・松本路子が監督、ニキ・ド・サンファルのドキュメンタリー「Viva Niki」公開

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フランス生まれのアーティスト、ニキ・ド・サンファルのドキュメンタリー映画「Viva Niki タロット・ガーデンへの道」が、9月25日より東京・東京都写真美術館ホール、9月27日より東京・シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開される。

「Viva Niki タロット・ガーデンへの道」ポスタービジュアル

「Viva Niki タロット・ガーデンへの道」ポスタービジュアル

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サンファルはフランス貴族の娘として誕生し、女性としてのさまざまな困難を怒りとともにアートに反映させてきた時代を経て、開放感に包まれた女性像「ナナ」シリーズを創作。さらに遊び心あふれる野外彫刻や建造物を創り、その集大成として生まれたのが「タロット・ガーデン」だ。イタリア・トスカーナのオリーブの森にあるこの彫刻庭園には、現在も多くのファンが訪れている。

本作で監督・撮影・脚本を担当した松本路子は、オノ・ヨーコら世界で活躍する女性アーティストのポートレートなどを撮影してきたフォトグラファー。写真撮影を通して、1981年から10年以上にわたりサンファルと交流を続けてきた。「生涯でやり残したことは何か」と考え始めた松本は「ニキともう一度向き合ってみたい」と思い至り、映画製作のためにヨーロッパ各地、アメリカ、日本国内にあるサンファルの作品を巡ってタロット・ガーデンを再訪。こうして「Viva Niki タロット・ガーデンへの道」が完成した。

ナレーションを担当したのは小泉今日子上田ケンジとのユニット・黒猫同盟としてオリジナルエンディング曲も提供した彼女は「ニキは自分自身ときちんと闘った人。悲しみや怒りを乗り越えて、自由で大胆だけど慈愛に満ちた作風に辿り着く。松本監督が丁寧にタロット・ガーデンを案内してくれる。さあ、一緒にニキの世界を旅しましょう!」とコメントしている。配給はミモザフィルムズが担当。

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