ロボットが動物と生きる「野生の島のロズ」ビジュアル、キャラデザ指針はロボット兵

ユニバーサル・スタジオとドリームワークス・アニメーションが贈る映画「野生の島のロズ」のティザービジュアルが到着。新たな場面カット4枚も公開された。

アメリカの作家ピーター・ブラウンによる著書「野生のロボット」シリーズをもとにした本作は、無人島で起動した最新型アシストロボの「ロズ」に愛情が生まれたことから展開する物語。ロズは動物たちとともに生き、島の危機を乗り越えていく。映画「リロ＆スティッチ」「ヒックとドラゴン」のクリス・サンダースが監督・脚本を担い、ロズに「それでも夜は明ける」のルピタ・ニョンゴが声を当てた。

ティザービジュアルにデザインされたのは、木漏れ日にたたずむロズ。その肩には、生まれたばかりのガンの赤ちゃんが止まっている。また場面写真には、起動ボタンが偶然押されロズが目覚めた瞬間や、ロズを母親だと思ったガンの赤ちゃんがおでこにタッチする場面が捉えられた。

サンダースは宮崎駿の監督作「天空の城ラピュタ」のロボット兵をロズのキャラクターデザインの指針にしたそう。「ロズのすべては彼女のふるまいや動き、瞳から感じ取れるようにしたかったんです。目も、100%機械でありながら、とても表情豊かなものにしようと努力を重ねた部分です」と語っている。

「野生の島のロズ」は2025年2月7日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開。「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」のジェフ・ハーマンが製作を手がけた。

※宮崎駿の崎は立つ崎（たつさき）が正式表記

映画「野生の島のロズ」特報