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授賞式の登壇に先駆け、山崎は7月19日に現地入り。初めて訪れたというニューヨークで観光名所であるメトロポリタン美術館、セントラルパーク、タイムズスクエアを巡った。そして「エンタメの一番の街で『キングダム』が上映されるって、すごいテンションが上がりますね! ここで“ドカン!”と盛り上がってくれたら最高だなって」と率直な思いを語った。
翌日、リンカーン・センターで行われたレッドカーペットセレモニーののち、山崎は授賞式へ。The Best from the East Awardは、映画祭にエントリーしている作品の中でもっとも国際的な人気と秀逸さを見せた俳優に贈られる賞。映画祭のディレクターであるサミュエル・ジャミエは、世界中にファンを持つ山崎の活躍をたたえながら「特に『キングダム 大将軍の帰還』は、多くの優れた俳優たちの演技が胸躍る興奮と感動を提供しています。山崎さんは、このシリーズの主役として魅力的な熱演と感動的な演技を披露し、爽快なアクションシーンでも見事なパフォーマンスを見せてくれました」と受賞理由を話す。ステージ上では「童信、素質がありますよ」と王騎将軍の言葉でトロフィーを手渡した。
これを受け、山崎は「Hello everyone. My name is Kento Yamazaki. It's great honor to be here today.(皆さんこんにちは、山崎賢人です。ここに来れてとても光栄です)」と英語で挨拶。続けて「『キングダム』という作品は自分にとってもすごく大切な作品の1つです。20代の7年間を『キングダム』という作品、信という役とともにもう1つの人生のように生きてきました。一人では、このような賞をいただくこともできなかったと思うので、『キングダム』を愛していただいている皆さんにこの場を借りて感謝を伝えたいです。ありがとうございます! 」と言葉を紡ぐ。
そして「日本の最高のスタッフ・キャスト、みんなで作り上げたからこそ、この賞をいただけたと思うので、チームを代表してこの賞をいただきたいと思います。(トロフィーが)すごく重いです! 今回初めてニューヨークの皆さんに大スクリーンで『キングダム』を観てもらえること、本当にうれしく思います。これを機に海を越えて『キングダム』が皆さんに愛してもらえたらうれしいです。Thank you, New York! Enjoy Kingdom!」とスピーチし、トロフィーを高らかに掲げた。
本編上映に続くQ&Aには、山崎と本作のプロデューサーである松橋真三が登壇。7年も信を演じることを想定していたか問われると、「1作目を作ったときには『大将軍の帰還』は決まっていなかったのですが、ここまで作ることを目指してやってきました。1作目が終わったときに、もう1つの人生だと思いながら気持ちを込めて演じてきたので『俺は天下の大将軍になるのに、なんでここで撮影が終わってしまうんだ』と信の人生が一旦ストップしてしまうという矛盾にもがいていました。今はここまで信を演じることができて本当に幸せに思います」と信への深い思い入れを明かす。
MCから「世界中で愛される信の魅力は何だと思いますか?」と質問があると、山崎は「まっすぐで嘘がない、気持ちのいい人間だからかなと思います。信からまっすぐな部分や気持ちに影響を受けて自分もそうでありたいと思っていたので、観ていただいた皆さんも信のまっすぐさに心動かされているのかなと思います」と回答。信を演じる中での自身の成長や信から学んだことを問われた山崎は「信が天下の大将軍を目指すように自分自身もすごい俳優になりたいなという気持ちがあって、信は強くなるために剣の修行をしますが、俳優としてはアクションの練習やできる準備はしっかりするなど、信と自分がリンクするところはたくさんあります」と話す。「王騎の矛とトロフィーどちらが重いか?」という観客からの質問には、「王騎将軍の矛のほうが重いです!」と笑って答える一幕も。
イベントを終えた山崎は「日本ではなかなか聞かれないような質問も多くて、また違った角度で自分の中でも『キングダム』の魅力を伝えられたかなと思います。ニューヨークの皆さんに観てもらえてすごくうれしかったです」と吐露。また「もっともっとキングダムの面白さが広がっていったらいいなと思います。これだけ心震わされて熱くなれる作品なのでぜひ映画館の大スクリーンで観てほしい。日本のエンタテインメントの最高峰だと思うので、シンプルに映画館に楽しみに来ていただけたらいいなと思います!」と、さらなるヒットを願った。
※山崎賢人の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
がりCeO💚o。 ..:*🖤o。 ..:*💚 @garry12905
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