山崎賢人が飛信隊集合に喜ぶ、過去作振り返る「キングダム 大将軍の帰還」前夜祭開催

映画「キングダム 大将軍の帰還」の前夜祭イベントが、本日7月11日に東京・新宿の歌舞伎町シネシティ広場で開催。キャストの山崎賢人、清野菜名、岡山天音、三浦貴大、濱津隆之、田中美央、真壁刀義が登壇した。

原泰久のマンガを、佐藤信介が実写化した映画「キングダム」シリーズ。明日7月12日に公開される最終章「キングダム 大将軍の帰還」では、前作「キングダム 運命の炎」にて、主人公の信と大将軍・王騎が初めて同じ戦場に立った馬陽の戦いの続きが描かれる。山崎が引き続き信に扮し、信率いる飛信隊のメンバーを清野、岡山、三浦、濱津、田中、真壁がそれぞれ演じた。

キャスト陣と観客が、シリーズ1作目と2作目のダイジェストを一緒に鑑賞する本イベント。まず山崎は「飛信隊だけでこういう舞台に立ったのは初めてです。俺たちが飛信隊だ！という気持ちでいます」と喜びを述べ、ほかのキャストも飛信隊の再会をうれしそうに語った。真壁は「みんな元気でやってるんだなとホッとした。（撮影中は）あの暑さの中、めちゃくちゃ走るし、相手をなぎ倒していた。目の前で見たら、すごい迫力だぜ？ こっちも負けてらんねえじゃん。それが映画にすごく出ていると思う。一挙手一投足を見逃さないでほしい。新作もまたすげえからね！」と期待をあおる。

第1作「キングダム」のダイジェスト映像が大型ビジョンで流され、キャラクターが登場すると、観客は応援用のバルーンスティックを大きく打ち鳴らした。キャスト陣も映像に見入りながら、同じくバルーンの音を響かせる。山崎は「すごく懐かしいです。ここから全部始まったんだなと思って、泣きそうになりながら観ました」と感慨深げ。印象的なシーンを尋ねられると、漂とのシーンを挙げて「原先生とごはんを食べたときに、このシーンをうまくできたら『キングダム』は成功するよねとお話ししました。いいシーンになったなと自分でも思っています」と振り返った。清野は「映画館で観たのですが、こんなに熱い作品が日本にあるんだ！と思いました。山崎さんはキレッキレで、迫力あるアクションが画面を越えて飛び出してくるように感じました」、岡山は「こういう世界観の映画は日本ではなかなか成立しないかと思いますが、画のパワーがすごかった」とコメント。三浦も「僕は2作目から参加しましたが、1作目の信を見てみると、ここからこんなに成長したんだと感じました」と述懐する。

続いて第2作「キングダム2 遥かなる大地へ」のダイジェストを観た濱津は「よく隊長に付いて行けたなと思いました。付いて行けていなかったかもしれませんが……（笑）。1作目から迫力が更新されていってますね」と話し、第2作から参加した田中は「1作目を映画館で観なかったことを後悔しています！ なので皆さん、『大将軍の帰還』は劇場でぜひ！」と熱く呼びかける。同じく2作目から加わった真壁は「1作目を観て、いい映画だなとしみじみ思っていました。そうしたらマネージャーから急に『参加が決まりました！』と言われて、うれしさのあまりラリアットを掛けちゃった（笑）。2作目からでも、みんなでがんばったんだ！ 最高だろ？」と楽しそうにアピールした。

最後の挨拶で、濱津は「2作目から戦い抜いて来た飛信隊は我々以外にもいて、たくさんのメンバーと一緒にやってきました。ここに立っていないほかの仲間たちの勇姿も観ていただけたら」とアピール。岡山も「過去作を皆さんと一緒に改めて観て、唯一無二の映画で本当に素晴らしいと感じました」「（最新作の）完成版を観て、まだこんなに面白くなるんだとびっくりしました」と続ける。そして山崎が「前夜祭ということで、皆さんと盛り上がれて本当にいい時間でした。1作目のときは飛信隊の皆さんはいなかったですが、仲間が増え、2作目3作目と、もっと面白い『キングダム』にしようとみんなで思いを重ねていきました。観客の皆さんの思いも重なっていったと思います。最高に面白い集大成が待っていますので、大スクリーンで迫力とすべての興奮を感じてもらいたいです」と力強く述べてイベントの幕を引いた。

なおシリーズ3作目「キングダム 運命の炎」は明日7月12日21時より、日本テレビ系「金曜ロードショー」枠にてオンエアされる。

※山崎賢人の崎は立つ崎（たつさき）が正式表記

映画「キングダム 大将軍の帰還」主題歌入り予告