本作は、娘の失踪事件をきっかけに、情報の荒波に翻弄されていく母親・沙織里が主人公の社会派エンタテインメント。娘の失踪時に好きなアイドルのライブに足を運んでいたと知られた彼女が、“育児放棄の母”と誹謗中傷の標的となりながらも、「娘に会いたい」という一心で世の中にすがり続ける様子が描かれる。
中村は娘が失踪した家族の取材を続ける地元テレビ局の記者・砂田役、青木は沙織里との温度差から夫婦喧嘩が絶えなくなる夫・豊役を演じる。中村は「理想と現実を同じ地平に存在させることは難しい。そんな一筋縄では行かないもどかしさを乗せて、砂田という役を演じました」と、青木は「『この夫婦に、これからも希望の光がさし続けますように』撮影が終わり、役柄から離れても、そう願っている自分がいます」と思いをつづった。
そして、森は沙織里の弟で怪しげな男・圭吾役、小野は砂田の後輩にあたる新人記者・三谷役、細川は緊張感がないカメラマン・不破役に起用された。5名から届いたコメント全文は下記の通り。
さらに子役の
「ミッシング」は2024年に全国でロードショー。
※吉田恵輔の吉はつちよしが正式表記
中村倫也 コメント
理想と現実を同じ地平に存在させることは難しい。そんな一筋縄では行かないもどかしさを乗せて、砂田という役を演じました。この作品でそっと置かれている、人間の美しさが私は好きです。お楽しみに。
青木崇高 コメント
「この夫婦に、これからも希望の光がさし続けますように」撮影が終わり、役柄から離れても、そう願っている自分がいます。
この映画が人の心に優しく寄り添えるものになって欲しいです。
森優作 コメント
いろんな情報が錯綜している社会で、日々、個人の価値観が揺らぎ、知らず知らずの内に、物事に対する白黒を簡単につけすぎているのではないか、と感じます。その色と色の狭間には何が在るのか、この作品は懸命に見つめています。自分が演じた土居圭吾は、今もずっと心にいます。より多くの方に何かが少しでも届くことを願っています。よろしくお願いします。
小野花梨 コメント
目を背けたくなるけど目が離せない。そんな石原さとみさんの佇まいと作品のエネルギーに圧倒されました。作品の一部になれて幸せでした。
細川岳 コメント
どこまで続くか分からない苦しみに胸を締め付けられながらも、そっとさしこむ光や風景、そこで生きる人の姿にはっとさせられた。「美しい」と思う瞬間が何度もあった。そういう瞬間にこそ自分勝手な日常から立ち止まることができるし、人を想うことができるのではないかと感じさせられた。実際そうだと思った。強さとはなんだろうか、強くないといけないのだろうか。喪失の先にある未来に光があると信じたい。
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石原さとみ×吉田恵輔の映画「ミッシング」に中村倫也、青木崇高、森優作らが出演(コメントあり) https://t.co/7WvcADGIEu
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