原作は「校閲ガール」などで知られる作家・宮木あや子の著書「令和ブルガリアヨーグルト」。2023年で発売50周年を迎えるベストセラー商品を題材に、企業の取材協力を受けて執筆された小説をドラマ化する。「やわ男とカタ子」の阿相クミコと「マイラブ・マイベイカー」の波多野都が脚本を担当。
主人公の朋太子由寿(ほうだいしゆず)は、就職活動中に読んだヨーグルトを題材にした創作小説にハマり、“ブルガリア菌”の大ファンになる。そんな由寿を見た“吾輩”こと乳酸菌(ブルガリア菌20388株)はパッケージから飛び出し、彼女に取り憑いて行く末を見守ることに。就活と推し活に勤しむ由寿は、1年後に老舗食品メーカー・株式会社明和へ就職し、辞令により大阪で社会人としてのスタートを切る。そして仕事に邁進していると、まさかの人事異動で本社の広報部に。慣れない都会生活と仕事に苦戦しつつ、由寿は先輩社員とともに明和ヨーグルト50周年特集の社内報の記事を担当することになり、関係社員へのインタビュー取材を行う。
鞘師が由寿を演じるほか、明日海が広報部の先輩で教育係・緑川逸美役、橋本が由寿を見守る乳酸菌(ブルガリア菌20388株)役で出演。地上波連続ドラマ初主演を飾る鞘師は「由寿の初々しさ、『推し』と仕事にひたむきな姿。どの瞬間もとてもピュアで、初心を思い出させてくれます。そんなフレッシュさを表現できたら」と意気込んだ。原作者の宮木は「労働で疲れてきた週半ばの深夜。明日への活力につながる、楽しくて美味しい、滋味と善玉菌の溢れる幸せなドラマになることを願っています」とつづっている。なお原作小説「令和ブルガリアヨーグルト」は2023年11月29日に発売される予定。
「推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~」は毎週水曜25時から放送される。
水ドラ25「推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~」
テレビ東京系 2024年1月10日(水)スタート 毎週水曜 25:00~
※U-NEXTで独占見放題配信
※ネットもテレ東、TVerで見逃し配信あり
鞘師里保 コメント
出演が決まって
地上波連ドラ初主演。キラキラした文字の並びに戸惑いを感じつつも、素直にとても光栄です。映像でのお芝居を本格的に始めた一作目もテレビ東京さんでした。そういった意味でも今作楽しんで頂ける作品を届けることでお返ししたい気持ちです。これまでOLとして様々なオフィスで働かせて(演じさせて)頂きましたが、由寿のようなエネルギッシュな役は新鮮で、とても楽しみです。
撮影に向けての意気込み
由寿の初々しさ、「推し」と仕事にひたむきな姿。どの瞬間もとてもピュアで、初心を思い出させてくれます。そんなフレッシュさを表現できたら。そして、今回エンターテインメント各分野の先頭に立たれている明日海りおさん、橋本さとしさんとご一緒出来ること、私も歌う人間としてこんな贅沢な空間はないなと感じております。お二人の演じられる憧れの先輩、そして乳酸菌。。
絶対観たいに決まっています。撮影が始まるのが待ち遠しいです。
視聴者へのメッセージ
由寿の願いである「推し」の素晴らしさを世の中に伝える。を叶えてあげられるように精一杯頑張りたいです。
皆様には一人前になるべく奮闘する彼女の姿を見守って頂けたらと思います!
明日海りお コメント
出演が決まって
オファーをいただけた事が素直に嬉しかったです。OLの役は今までやったことがありませんでしたし、作品自体もはじめて挑戦するタイプの作風に感じていて…楽しみがひとつ増えたな!と思いました。
撮影に向けての意気込み
まずは、鞘師里保さん演じる、由寿ちゃんに「なんだこの美人は!!」と思ってもらわないといけないので、
肌とオーラをピカピカにしてクランクインできるよう頑張ります。
視聴者へのメッセージ
タイトルにちなんで、「こんな上司がいたら推すしかない!!」と思ってもらえる緑川さんでいたいと思います。推しがいる人もいない人も、地道に、懸命に頑張る由寿ちゃんに、共感したり、応援したくなるドラマだと思います。お楽しみに!
橋本さとし コメント
出演が決まって
今回オファーを頂いた役は、乳酸き…え!? …乳・酸・菌? …乳酸菌!?
携帯電話を二度見、いや三度見しました。自分なりにキャリアを積んで35年、色んな役柄を演じてきましたが、さすがに顕微鏡を1000倍にしてじゃないと見れない役は初めてで、184cmの大柄な僕に務まるのだろうか?と疑問と不安がチラつきました。が! 僕自身、乳製品が大好きでヨーグルトは日常で欠かせない存在。腸内環境を整えるということはストレスの緩和にも繋がり、心と体の両面を支えるありがたい菌なのです。気づかない内にとても大きな存在となっている!
そのように、主人公と対面ではなく内面から会話する乳酸菌という役柄にチャレンジ精神を掻き立てられました。
撮影に向けての意気込み
目に見えなくても、声が届かなくても、きっと伝わる愛がある…それを信じて乳酸菌を等身大で演じたいと思います。
視聴者へのメッセージ
ドラマをご覧になる皆様にもヨーグルトを食べる度に吾輩の声が届きますように。
宮木あや子(原作者)コメント
この先更に大きな世界へ羽ばたいてゆくであろう素敵なガールの、記念すべき地上波初主演ドラマの原作者という誉れをいただき、大変うれしく思います。労働で疲れてきた週半ばの深夜。明日への活力につながる、楽しくて美味しい、滋味と善玉菌の溢れる幸せなドラマになることを願っています。コロナ禍を挟んだため、必要な取材ができない期間があり、原作の執筆には三年かかりました。長く一緒にいたぶん、登場人物・登場微生物たちへの愛もひとしおです。そんな私の重い愛を裏切らない素晴らしい脚本と出演者の方々に恵まれ、今は世界一幸せな原作者として、出演者のファンの皆様と一緒に放送の開始を楽しみに待ちたいと思います。なお、原作の本は結構ページ数が多く、映像では再現が難しい場面もあり、省かざるを得なかったであろう部分がたくさんあります。もしよろしければドラマの補完として、原作本もお手に取ってみてください。ページを開けばきっとあなたの傍にも橋本さとしが……ほら、そこにいるわ……
阿部真士(テレビ東京プロデューサー)コメント
テレ東の深夜で普通のお仕事ドラマを作っても、誰にも見向きもされないと思いますので、とても信頼のおけるスタッフ陣と一緒に“大きな挑戦”をすることにしました。【乳酸菌オタクと乳酸菌との愛と友情の物語】を制作します。
この大いなる挑戦に相応しい主演を迎えました。鞘師里保さん。底知れぬ情熱と頑固さとプロ意識を持った鞘師さんに、ご本人のキャラクターにも似たギャップを演じてもらいたくてオファーしました。2024年、最注目のアーティスト・俳優です。羽ばたきますよ。さらに、やっと、やっと、念願叶ってご一緒できることになった明日海りおさん。佇まい、オーラ、溢れ出る芯の強さ、そして華やかさ…。企業の顔とも言える広報部にこんなに素敵な方がいたらどんなに嬉しいことか。初めて演じて頂く役柄、さらに……実は……という秘密。とても楽しみです。そして、橋本さとしさん。ミュージカル・演劇界の至宝に恐れ多いオファー。しかし、史上初の乳酸菌役を快く引き受けてくださいました。身長184cmの乳酸菌がテレビで初披露され、素敵な声で歌ったり、踊ったりします。そう、普段は目に見えない乳酸菌ですが、このドラマを見るといかに温かく我々を見守り、支えてくれているかが分かります。まだまだ素敵なキャストが出演してくださる予定です。続報もお楽しみにしてください。
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
鞘師里保が乳酸菌オタク演じるお仕事ドラマ、原作は「校閲ガール」宮木あや子の小説 - 映画ナタリー https://t.co/OW3TC6qmXW
“「やわ男とカタ子」の阿相クミコと「マイラブ・マイベイカー」の波多野都が脚本を担当。片桐健滋、佐藤洋輔、藤田結衣が監督を務める”