カタブツ男・原田泰造がゲイの青年と出会って価値観をアップデート、来年1月期ドラマ

9

105

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 23 45
  • 37 シェア

練馬ジムによるLINEマンガ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」が、原田泰造主演でドラマ化されることが決定。2024年1月6日に東海テレビ・フジテレビ系の全国ネットでスタートする。

「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」より、沖田誠役の原田泰造。

「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」より、沖田誠役の原田泰造。

大きなサイズで見る(全10件)

「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」原作書影 (c)Zim Nerima/LINE Digital Frontier

「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」原作書影 (c)Zim Nerima/LINE Digital Frontier[拡大]

本作の主人公は、古い常識や偏見を持った“カタブツのおっさん”・沖田誠。そんな価値観のせいで“かわいい”が好きな息子、腐女子ガチ勢の娘、男性アイドル推しの妻から嫌われている誠が、とあるゲイの青年との出会いをきっかけに、考え方をアップデートしていくさまが描かれる。

「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」場面写真

「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」場面写真[拡大]

誠役にキャスティングされた原田は「原作と台本を読み、すごく面白いな! 是非やりたい!と思いました」とオファー時を振り返り、「誠だけでなく、みんながそれぞれ自分なりにアップデートし、お互いの『好き』を肯定する、観ていて気持ちが優しく、じんわり明るくなるドラマです」とアピールした。練馬ジムと東海テレビのプロデューサー・松本圭右のコメントも以下に掲載している。

「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」場面写真

「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」場面写真[拡大]

「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」は毎週土曜23時40分からオンエア。脚本を藤井清美、演出を二宮崇、室井岳人、加治屋彰人が担った。

おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!

東海テレビ・フジテレビ系 2024年1月6日(土)スタート 毎週土曜 23:40~24:35
※全11話

原田泰造 コメント

まずは今回、「おっパン」のオファーをいただき、とても嬉しかったです。原作と台本を読み、すごく面白いな! 是非やりたい!と思いました。
家族や同僚と距離が生まれてしまい、それに悩む主人公の堅物のおじさんが、ゲイの青年との出会いをきっかけに、ゆっくりですが、一歩一歩とアップデートしていく様が面白い。演じていても、すごくやりがいがあります。他のキャストの皆さんもキャラクターがとても濃いので、みんなで一緒に作り上げる「おっパンワールド」を、視聴者の方々もぜひ一緒に楽しんで、「おっパン」のファンになっていただきたいです!
主人公の誠だけでなく、みんながそれぞれ自分なりにアップデートし、お互いの「好き」を肯定する、観ていて気持ちが優しく、じんわり明るくなるドラマです。「おっパン」を観て、視聴者の皆さんも何かをアップデートするきっかけになれば、すごくすごく嬉しいです。ぜひご覧ください!

練馬ジム コメント

ネーム担当

練馬ジムのネーム担当。 (c)Zim Nerima/LINE Digital Frontier

練馬ジムのネーム担当。 (c)Zim Nerima/LINE Digital Frontier[拡大]

ドラマ化してくださってありがとうございます。自分達の「こうあってほしい」を描き始めてそれがドラマという形になり、たくさんの人達が関わってくださることにとても驚いています。転がり続けるけどただじゃ起きない、何かひっつかんで立ち上がる主人公・誠を原田さんが演じてくださるのをとても楽しみにしております!

作画担当

練馬ジムの作画担当。 (c)Zim Nerima/LINE Digital Frontier

練馬ジムの作画担当。 (c)Zim Nerima/LINE Digital Frontier[拡大]

いまだに自分達の作品がドラマ化することに実感が湧きません。主演が原田泰造さんだと聞いたときはすごく驚きましたが、原田さんが主人公の誠を演じている姿がすごくリアルに想像できて嬉しかったことを覚えています。自分達が描いたキャラクターを実際に俳優の皆さんが演じてくださるなんて、本当に初めてのことなのでワクワクもドキドキもあります。中でも漫画の中でかなりコミカルに動いているカルロスがどう表現されるのか、とても楽しみです。LINEマンガでたくさんの読者さんからコメントをいただいたからこそ、ドラマ化という素晴らしい機会をいただけたと思っています。原作とは違うシーンがあったり、俳優さんの演技でキャラクターに新しい魅力が加わったり、すでに読んでくださっている方もそういった違いを楽しんでいただけるんじゃないかなと思っています。私達も一視聴者としてとても楽しみです。

松本圭右(東海テレビ・プロデューサー)コメント

おとなになると、自分で自分を変えられなくなります。
つい、自分の「常識」でものごとを判断してしまいます。
ぱっと見で人のことを決めつけてしまったりもします。
んー。これはまずい…自分をアップデートしなければ!

この物語は昭和の“おっさん”が新しい“常識”と出会い、少しずつレベルアップしていくロールプレイングドラマです。LGBTQ、推し活、二次元LOVE、メンズブラ……今の時代、昭和を生きてきた“おっさん”から見れば理解不能なことも多いのかもしれません。そこで「自分とは関係ない」と扉を閉じてしまうのか、「今の時代を理解しよう」と飛び込むのか……その意味で、主人公の誠は勇気ある勇者なのだと思います。「自分は変われる」と信じた勇者なのだと。

不器用だけれど家族を愛し、ダメダメだけれど変わろうと努力する誠を原田さんに演じて頂き、誠の行動に時にダメ出しをしながら、時に一緒になってドキドキして頂きながら、中年男のゆるやかな成長物語を視聴者の皆様に楽しんで頂ければ幸いです。
くしくも“おっさん”の冠を持つ超人気作と同時期の放送。偉大な先輩の胸を借りるつもりで、約3カ月の放送を走り切りたいと思います。そして、あの作品と同じように“おっパン”も皆様に愛される作品になれば幸せです!

この記事の画像(全10件)

読者の反応

  • 9

てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

カタブツ男・原田泰造がゲイの青年と出会って価値観をアップデート、来年1月期ドラマ - 映画ナタリー https://t.co/acN0xVhmgG

“脚本を藤井清美、演出を二宮崇、室井岳人、加治屋彰人が担った”

コメントを読む(9件)

リンク

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 原田泰造 / 二宮崇 / 加治屋彰人 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。