2017年に引退宣言したカウリスマキの最新作にして復帰作である「枯れ葉」は、孤独を抱えながら生きる男女が、人生最初で最後のかけがえのないパートナーを見つけようとするさまを描く心優しいラブストーリー。労働者3部作「パラダイスの夕暮れ」「真夜中の虹」「マッチ工場の少女」に連なる“4作目”として発表された。
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ポスタービジュアルには、食卓で見つめ合うアンサとホラッパ、そして「愛を、信じる」というキャッチコピーが配置された。デザインは「過去のない男」以来、カウリスマキ作品を担当している大島依提亜によるものだ。予告編には、アンサとホラッパが徐々に距離を縮めていく様子が収められ、フィンランドの姉妹ポップデュオ・Maustetytöt(マウステテュトット)の歌う楽曲「Syntynyt suruun ja puettu pettymyksin(悲しみに生まれ、失望を身にまとう)」が物語を盛り立てる。
「枯れ葉」は12月15日より東京・ユーロスペースほか全国で公開。なおフィンランド映画祭2023にて本作の先行上映が11月12日に行われる。先行上映のチケットは本日10月31日24時にユーロスペース公式サイトで発売。
アキ・カウリスマキ監督作「枯れ葉」予告編
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ケラリーノ・サンドロヴィッチ @kerasand
アキ・カウリスマキ引退撤回喜ばしい。
この年末は、映画館でカウリスマキの新作を、多分試写室でウディ・アレンの新作(最新の1本前だが)を、観られるのだと思うと、元気が出る。ウディも引退撤回してほしい。 https://t.co/jlPVWqqgVr