映画「
中国の作家ズー・ジェンチン(紫金陳)の小説「坏小孩(The Gone Child)」を映画化した本作は、義理の両親を崖から突き落とし殺害した男と、その瞬間を偶然録画していた子供たちの姿を描くサスペンス。岡田将生が完全犯罪をもくろむ殺人犯・東昇を演じたほか、犯行現場を目撃した安室朝陽に羽村、上間夏月に星乃、上間浩に前出が扮した。
金子は「中国の原作小説を読んで、この話を日本に置き換えるにはどうしたらいいのか悩むところから始まりました。もっとも信頼している脚本家の港岳彦くんにお願いし、舞台を沖縄にして物語を構築して。そして岡田将生くんにも出たいと言ってもらえるような脚本になりました。6月に沖縄で1カ月撮影をして、10月頭に映画ができたんです。10月15日に初号試写があったので本当にホットな作品」と言い、関係者各位に深い感謝を述べる。
前出は「この映画祭を盛り上げる一員になれたこと、そして皆さんに一足先にこの作品をご覧いただけることを誇りに思います。レッドカーペットはとても緊張しましたね。それでも皆さんが『観に行くね』『映画を楽しみにしているね』と応援してくれたので最後まで楽しく歩くことができました」と笑顔を見せる。そして「オーディションの話を聞いたとき、絶対に勝ち取りたいと思ったんです。僕なりに浩という役について研究して、出演が決まってからも監督たちと何度も話し合いを重ねて役を作り上げました。この場にいらっしゃらない主演の岡田さんについてですが……作中の岡田さんはとても美しく、尊いです。存分に岡田さんに惚れちゃってもらえればと思います」としっかりアピールした。
星野は「映画の撮影は初めてだったんですが、初の作品で皆さんとレッドカーペットを歩くことができて、とてもうれしく思います。撮影期間には初めてのことがたくさんあり、勉強になりました」とコメント。羽村は「本日は劇場までお越しいただきありがとうございます。今作では、岡田さんと僕たち3人が心理戦を繰り広げます。なので岡田さんとの共演シーンが非常に多く、たくさんのことを学ばせていただきました」と述べ「僕もすごくレッドカーペットは緊張したのですが、楽しくていい経験になりました」と生き生きと語る。
白金は「今日のために金髪にしました。『ゴールド・ボーイ』です」と言って笑いを起こしつつ、監督やキャスト、スタッフ、観客への感謝を丁寧に伝えていく。そして「私の好きな現代アーティスト・岡本太郎さんが言った通り、産業革命以降は国の境界線がなくなっていっています。我々は境界線を越えようと今チャレンジしていますので、ぜひ応援していただければ」とお願いする。許曄は「大林宣彦監督の『北京的西瓜』以来、34年ぶりに日本映画に関われてとても光栄です。来年の春を楽しみにしてください」と会場へ語りかけた。
「ゴールド・ボーイ」は、2024年春に公開予定。なお小説「坏小孩(The Gone Child)」は「悪童たち」のタイトルで翻訳版が日本で出版されており、中国ドラマ版「バッド・キッズ 隠秘之罪」は2021年1月にWOWOWで放送された。
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