石井岳龍、5年ぶりの新作で描くのは“映画館で映画を体験する面白さ”

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「パンク侍、斬られて候」以来5年ぶりとなる石井岳龍の監督作「自分革命映画闘争」が、3月18日に兵庫・元町映画館で先行公開されたのち、3月25日に東京・ユーロスペースにて封切られる。

「自分革命映画闘争」ポスター

「自分革命映画闘争」ポスター

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「自分革命映画闘争」場面写真

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「自分革命映画闘争」場面写真

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「自分革命映画闘争」場面写真

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本作には2006年より神戸芸術工科大学教授を務める石井が本人役として、また同大学の映画コース関係者有志も出演。フィクションとドキュメントをまじえ、映画を作り上げていくプロセスを描いている。劇中で石井は自らの思想「自分革命映画闘争ワーク」を実践するうち狂的状態に陥り失踪。彼が残したワークテキストの扱いに、助教の武田、助手の谷本は困惑しながらも、学生たちとワークの実践を試みる。同時に武田は失踪した石井の影を追うが、洞窟探検にまで至ることに。またテキストの実践をすることになった学生たちは、まるで映画の中のような世界に迷いこむ。

YouTubeで解禁された予告では、石井の姿やガスマスクの集団、「自分革命闘争ワーク」というテロップなどが映し出されている。また石井からは「今、改めて『映画って何だろう?』『映画館って何だろう?』と不思議に感じます。『自分革命映画闘争』は映画館で映画を体験する面白さ、マジックを描く映画です」とコメントが到着。ポスターと場面写真も公開された。

石井岳龍 コメント

石井岳龍

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今、改めて「映画って何だろう?」「映画館って何だろう?」と不思議に感じます。
「自分革命映画闘争」は映画館で映画を体験する面白さ、マジックを描く映画です。
映画は、鑑賞体験も含めて関わる全員で創り上げるものだと、私は信じています。

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石井岳龍 「自分革命映画闘争」「almost people」「箱男-The Box Man」㊬ @GakuryuIshii

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