吉村公三郎「夜の河」ベルリン国際映画祭で4K版が上映、予告や比較写真も公開

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吉村公三郎が監督を務めた「夜の河」が第73回ベルリン国際映画祭のクラシック部門で上映されることが明らかに。4Kリマスターされた1956年初公開時の予告がYouTubeで解禁された。

「夜の河」4K化ビフォーアフター比較写真

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「夜の河」4K場面写真

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山本富士子が主演を務めた本作は、京都を舞台に恋と仕事のはざまに悩むヒロインの揺れる心情を描いたラブストーリー。1月20日から東京・角川シネマ有楽町で開催される「大映4K映画祭」で4K版が初披露されるのは既報の通りだ。4K化のビフォーアフターを比較できる場面写真も公開されている。

「夜の河」4K化ビフォーアフター比較写真

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このたび海外での初上映が、2月16日に開幕するベルリン国際映画祭に決定。クラシック部門での日本映画の上映は「夜の河」のみ。選出理由は「伝統を現代へと継承する中で強く生きる女性の物語を雄弁に物語る映像に魅了されたこと」「日本のカラー映画初期の本作のレストレーションの質の高さに感銘を受けたこと」が挙げられている。そのほかの上映作品は下記に掲載した。

ベルリン国際映画祭 クラシック部門ラインナップ

招かれざる客
マパンツラ
裸のランチ
「Romeo and Juliet in the Village(英題)」
監督ミケーレの黄金の夢
「Twilight(英題)」
巴里の女性
「夜の河」

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(c)KADOKAWA1956

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