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本作では、妻の浮気を知るも、それを言い出せないフリーライター・市川茂巳の姿が描かれる。
第35回東京国際映画祭に出品された「窓辺にて」は、コンペティション部門観客賞に輝いた。新型コロナウイルス感染症により本日のイベントを欠席した稲垣から「先日【「第35回東京国際映画祭」コンペティション部門観客賞】という素晴らしい賞をいただきました。これも、いつも応援してくださっている皆様がいらっしゃるお陰だと感謝しています」「ずっとご一緒させていただきたいと思っていた今泉監督の作品に出演できたことは僕にとって素晴らしい宝物となりました」とコメントが到着。現在療養中の稲垣は日々、回復に向かっているという。
今泉は、稲垣の言葉を受けて「“宝物”と言っていただけてすごくうれしいです。観客賞に関しても、映画を作るうえでお客さんに届いたときが一番うれしいことなので、とても光栄です」と感慨深い様子。先日、同映画祭のレッドカーペットセレモニーに参加した中村は「私とティナちゃんが寒い日に薄着だったので『大丈夫? 寒くない?』『風強いね』と気遣ってくださって、歩きながら何気ない話もしてくださいました」と稲垣の紳士な一面を明かす。
また今泉は、夫婦間の浮気をベースに物語を組み立てた本作について「浮気がよくないことは大前提ですが、芸能人や政治家にしても断罪されるようなことがあまりにも多い気がします。それって行きすぎたことだと感じていて、当事者間で話し合ってうまく行きそうなものが、SNSや目に見えない言葉によって離婚に追い込まれたりだとか……。浮気のシーンもありますが、『浮気が楽しい!』という場面はないです。観客が登場人物たちを嫌うことなく、彼らが浮気についてどう悩んでいるかを意識して描きました」と述懐した。
玉城は、稲垣との共演について「お互いに演技のことを話し合うタイプではなく、カメラ前で感情を差し出し合うような関係性のお芝居ができた。稲垣さんが『なんでもこい!』という感じで受け止めてくださったので、すごく助けられましたね」と振り返る。
これまでも「愛がなんだ」「あの頃。」「街の上で」など今泉組に参加してきた若葉は「現場にどんな方がいても変わらないのが今泉組のすごいところ。今回も真摯に作品と向き合うことができました」と述べる。また稲垣との共演を「小さい頃から拝見していた方が手の届く距離にいて、肩をポンポンとかできるんだなあと不思議でした(笑)。目の前にすると独特な緊張感がありましたね」と回想した。
「窓辺にて」は全国で公開中。
稲垣吾郎 コメント
本日は「窓辺にて」公開記念舞台挨拶にお越しいただき誠にありがとうございます。
現在療養中のため、今泉監督や出演者の皆様と一緒に登壇できずとても残念です。
先日【「第35回東京国際映画祭」コンペティション部門観客賞】という素晴らしい賞をいただきました。
これも、いつも応援してくださっている皆様がいらっしゃるお陰だと感謝しています。
そして、ずっとご一緒させていただきたいと思っていた
今泉監督の作品に出演できたことは僕にとって素晴らしい宝物となりました。
日々、回復に向かっています。
中村さん、玉城さん、若葉さん、今泉監督、そして観客の皆様とまたお会いできるのを楽しみにしております。
「窓辺にて」をどうぞ宜しくお願いいたします。
稲垣吾郎
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