「耳をすませば」松坂桃李の新写真、大人になった天沢聖司はイタリアへ

実写映画「耳をすませば」より、松坂桃李演じる天沢聖司の場面写真が到着した。

本作の舞台は、柊あおいによる同名マンガの10年後。児童小説の編集者になった24歳の月島雫と、夢を追い続けて海外で暮らす聖司の姿が、中学生時代のエピソードを交えながら描かれる。平川雄一朗が監督を務め、雫には清野菜名が扮した。

場面写真には、大人になった聖司がチェロ奏者として鍛錬に励む姿が切り取られた。かつて雫と、離ればなれになってもお互いに夢を追いかけ、必ずまた会おうと約束した聖司。彼はその後イタリアに渡った。

松坂はチェロ演奏が作品の“肝”であると感じていたそうで「重要なところを担っているので、必死にやらせていただきました」と撮影時を回想する。そして「10年後の姿になっても、情熱があるがゆえの行き詰まり、まっすぐさみたいなものは残しておこうと思いました。そこが聖司らしさというか、雫に対しての想い、誠実さにも繋がると思うので」と、聖司を演じるうえで大事にしたことを明かした。

「耳をすませば」は10月14日より全国でロードショー。