実写映画「
柊あおいの同名マンガの10年後を舞台にした本作では、児童小説の編集者になった月島雫と、夢を追い続けて海外で暮らす天沢聖司の姿が中学生時代のエピソードを交えて描かれる。清野が雫、松坂が聖司を演じたほか、山田と内田が大人になった杉村竜也と原田夕子に扮した。
公開延期を経て2年越しに封切られた本作。清野は「ようやく公開されたんだと、とてもほっとしています」、松坂は「本当に長い道のりだったなと、ここに立って実感しております」と挨拶する。お気に入りのシーンを尋ねられた清野は「聖司くんと一緒に『翼をください』を演奏したシーンです。撮影に入る前から私は歌を、聖司くん(松坂)はチェロをたくさん練習してきたので、思い入れがあります」と語る。松坂は「緊張しましたね」と振り返った。
撮影時のエピソードとして、山田は「清野さんに、スマホにシューティングゲームをダウンロードしてと頼まれて、(内田と)3人でやった」と明かす。内田が「(映画を観て)こんなに夕子はたっちゃん(杉村)をたたいてたっけ?と思った」と発言すると、山田が「出た映画の中で一番頭をたたかれていたかも」と返し、笑いを誘った。
中学生時代の雫役・安原は、お気に入りの場面に関して「雫と聖司くんが相合傘をして帰るシーン。相合傘は勇気がいるし、憧れだったのでうれしかったです」と述懐。中学生時代の聖司役・中川は「いろんな場面で、監督に『松坂桃李はそうはしないと思うよ』と比べられました(笑)」と回想し、会場は笑いに包まれた。
イベントでは、柊からのメッセージが読み上げられる場面も。手紙には「一番よかったのは、観終わったあとの清涼感と温かさです」「改めてさまざまな困難に負けず、この作品に強い情熱を持って作り上げてくださった制作の皆様に、心より感謝申し上げます」などの言葉がつづられていた。
柊の手紙について清野は「『耳をすませば』の生みの親である柊先生に、このような素敵なお手紙をいただき光栄です。役を通して勇気をいただいたので、雫ちゃんを演じられてとても感謝しています」と述べる。平川は「本当にありがたいです。1人でも多くの方が、この映画を観て前向きになってほしいです」と伝えた。
「耳をすませば」は、全国で公開中。
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