朴正一の監督作「ムイト・プラゼール」8月公開、クリスタル・ケイらのコメントも

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ムイト・プラゼール」が、8月27日から9月2日にかけて東京の池袋シネマ・ロサで公開されることがわかった。

「ムイト・プラゼール」ポスタービジュアル

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朴正一が監督・脚本・編集を担当した本作。高校教師の金本は顧問である国際交流部の部員を連れて、茨城にある日系ブラジル人学校へ訪問することを決める。ブラジル人学校では、日本人学校に転入したはずのアマンダがイジメに遭い、戻ってきていた。度重なる日本人からの差別やイジメに耐えかねたブラジル人生徒たちは、怒りを持って金本たちを迎えることになる。

「ムイト・プラゼール」

「ムイト・プラゼール」[拡大]

「ムイト・プラゼール」

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在日コリアンである主演の鄭順栄をはじめ、実際の在校生・卒業生である日系ブラジル人たちが生徒役で出演。撮影は群馬にある日系ブラジル人学校で行われた。YouTubeでは予告編が公開中だ。またマルシア小野リサクリスタル・ケイらのコメントも到着している。

マルシア(歌手)コメント

ブラジルに限らず、世界から日本にやって来る子供たちへ平等に教育を与える。
それが日本と世界の国々からやって来る人々両間にとってより豊かな未来が広がる事と信じてやみません。子供たちは未来です。朴監督の今回の作品が現状を改めて考え直す一つのきっかけとなる事を心から願います。

小野リサ(歌手)コメント

他国で暮らすことの期待とその裏側に潜む苦悩は想像以上のものです。
昔からそこで暮らす者にはルールがあり、後から来た者がそのルールに従うのには順応性が必要になる。閉鎖的な社会を作ってしまうのはその国を大事にしたいと言う思いが強くあるからとも思います。
もし本当に諸外国の移民、お手伝いをお借りしたいと言う事であるのなら、人として思いやりを持って大切にその社会の中に受け入れて頂きたいと心から願います。

クリスタル・ケイ(歌手)コメント

言葉や国籍やボーダーは関係ない、気持ちや思いがお互いに伝わればみんなハッピー!
大切なメッセージで心温まリました。人間の慣れない時のぎこちなさ、疑い、怒り、悲しみ、そして喜びが素直に感じ取れる素敵なショート!

エドゥアルド・サボイア(駐日ブラジル大使)コメント

朝鮮半島にルーツをもつご経験を活かし、在日ブラジル人子弟の多くが生きる現実を感動的に映像化した朴正一監督に敬意を表したく存じます。
この作品は連帯感、そしてお互いを認め合うことによる解決への道筋も示しています。より良い未来への道を誰よりも示してくれているのは正に子供たちー日本人・ブラジル人ともにーなのです。

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. @jyd2j

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