岡田准一×坂口健太郎「ヘルドッグス」狂犬コンビがのし上がる予告、MIYAVIも登場

岡田准一と坂口健太郎が共演した「ヘルドッグス」の予告編とポスタービジュアルが解禁。あわせて前売り特典も明らかになった。

本作はある事件をきっかけに警官を辞め復讐に生きてきた男が、関東最大のヤクザ組織・東鞘会へ潜入するクライムエンタテインメント。岡田が元警官の兼高昭吾、坂口が組織で兼高と絆を深めていく室岡秀喜を演じたほか、松岡茉優、MIYAVI、北村一輝、大竹しのぶ、金田哲（はんにゃ）、木竜麻生、吉原光夫、酒向芳がキャストに名を連ねた。

YouTubeで公開中の予告には、警察のデータ分析で「相性98％」と導き出された室岡とコンビを組み、組織に潜入する兼高の姿が収録された。その目的は、MIYAVI演じる東鞘会の会長・十朱に近付き、秘密ファイルを手に入れること。兼高と室岡はその力量を評価され会長の護衛に抜擢されるが、十朱が「お前の正体を見極めたい」と兼高に疑いの目を向ける様子も確認できる。

そのまっすぐ過ぎる性格のため、ある悲劇によって闇堕ちしてしまう兼高。劇中では人殺しもいとわず、ミッションのために組織をのし上がっていく。岡田は「現場に入ってどういう世界観になっていくんだろうと楽しみながらお芝居をしていた。室岡たちの組織に黙って乗り込んでいるので、バレてはいけないし、感情も切り出せるわけでもなく、すごく難しかった」と撮影を回想。さらに「ピュアで、ぶっ飛んでる人しか出てない。本当にもうジェットコースターに乗ってる気持ちで撮影していましたけど、そういう映画になっているなと思いました。『ヘルドッグス』という荒波に身を任せて観て欲しい」とアピールしている。

一方、坂口は「現場に入ってみてどう上手く波に乗れるか、上手く転がっていけるかみたいのは、入って初めてその場の環境だったり、そこでご一緒する方たちの反応でその都度変えていくことが一番正解なのかなと思った時があって、純粋にその場その場を楽しんで室岡をやっていました」と述懐。映画の魅力を「すごいのができました。息もつかせない、手に汗握る、熱量の高い作品です。人間関係の濃さというか、それが愛なのか、それをもっと超越したものなのか、そういう瞬間を垣間見せてくれる作品です」と語った。

前売りとなるムビチケの特典は「ヘルくんとドッグスのどこでも狂犬ステッカー 」。映画オリジナルのキャラクターとして誕生した“ヘルくん＆ドッグス”の姿があしらわれている。特典が付いたムビチケは7月8日から数量限定で販売。

深町秋生の小説を「検察側の罪人」「燃えよ剣」の原田眞人が実写化した「ヘルドッグス」は9月16日より全国で公開される。