大岡昇平の小説をもとにした「野火」では、第2次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島で飢えや孤独、恐怖に苛まれながらさまよい歩く兵士・田村の体験が描かれる。塚本が田村を演じ、
本作は2015年に劇場公開され、戦後77年にあたる今年は8年目の上映となる。塚本は「戦争に近づかないためにできること──。そのことを考えるとき、まず、この『野火』を観ていただきたいと思います。そして考えるきっかけにしていただけたらと思います」とコメントした。
なお、アンコール上映に先駆けて、7月5日20時30分からメイキング映像「塚本晋也解説『野火』20年の軌跡」が、塚本のQ&A付きで無料オンライン上映されることに。申し込み受付はPeatix(ピーティックス)にて、6月28日20時にスタートする。
※塚本晋也の塚は旧字体が正式表記
塚本晋也 コメント
実際の戦争が激しさを増し、様々な思いが様々な形で渦巻く時代となりました。
戦争に近づかないためにできること──。
そのことを考えるとき、まず、この「野火」を観ていただきたいと思います。
そして考えるきっかけにしていただけたらと思います。
最初の上映からまる7年を経過した8年目の「野火」。
共感してくださった劇場さんが、今年もこんなにたくさん上映をしてくださいます。改めて感謝と驚きを感じています。
劇場での体験は、特別なものになると確信します。
今年もよろしくお願いいたします。
塚本晋也
塚本晋也tsukamoto_shinya @tsukamoto_shiny
ついに8年目の上映になります。『野火』。劇場で体感ください。
塚本晋也監督作「野火」8年目の今夏もスクリーンに、Q&A付きメイキング無料上映も(コメントあり) - 映画ナタリー https://t.co/hRvhTZrO5U