倍賞千恵子主演「PLAN 75」ビジュアル、高齢者が自らの生死を選択できる社会描く

倍賞千恵子の主演作「PLAN 75」の公開日が6月17日に決定。ティザーポスタービジュアルも公開された。

本作はオムニバス映画「十年 Ten Years Japan」の1編として公開された、早川千絵の監督作を長編映画化したもの。早川自ら新たに脚本を構築し、キャストも一新されている。75歳以上の高齢者に自ら死を選ぶ権利を保障し支援する制度“プラン 75”が施行された近未来の日本を舞台に、制度に翻弄される人々が描かれる。夫と死別したあと、ホテルの客室清掃の仕事をしながら暮らす主人公・角谷ミチ役で倍賞が出演。磯村勇斗が市役所のプラン 75申請窓口で働く岡部ヒロム、たかお鷹がヒロムの叔父・幸夫、河合優実が申請者のサポート業務を担当する成宮瑶子、ステファニー・アリアンがプラン 75の関連施設で働くマリア役で出演している。

ティザーポスタービジュアルには、ミチが太陽の光を見つめる後ろ姿が写されており、タイトルの下には「それは、75歳から自らの生死を選択できる制度」という言葉が配置された。またミチ、幸夫、マリアらを写した場面写真も解禁された。

「PLAN 75」は東京・新宿ピカデリーほか全国で公開される。