ウクライナの映画監督
第71回カンヌ国際映画祭 ある視点部門で監督賞を受賞した本作。ウクライナ・ドンバス地方で2014年から続く武力衝突を背景に、親ロシア派の住民が多いウクライナ東部の地域“ノヴォロシア”の政治や社会を、風刺を織り交ぜながら描いたフィクションだ。ロシアとウクライナをめぐる歴史的なしがらみや、無法地帯で横行するフェイクニュース、暴力または公権力による汚職の様子を映し出す。YouTubeでは予告編が公開された。
「ドンバス」は5月21日から東京のシアター・イメージフォーラムで2週間限定上映、6月より大阪・第七藝術劇場ほか全国で順次公開。ロズニツァはこれまでロシアの独裁政治体制に反対する作品を数多く発表しており、新作の「Babi Yar. Context(原題)」は9月下旬、「Mr. Landsbergis(原題)」は11月下旬にシアター・イメージフォーラムで公開予定だ。
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セルゲイ・ロズニツァ監督作『ドンバス』
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