中村蒼が仙石権兵衛秀久から生き方学ぶ、ドラマ×マンガ「センゴク」制作決定

中村蒼が主演を務める「センゴク ～大失敗したリーダーの大逆転～」の制作が発表された。

現代を舞台にしたドラマと戦争マンガを交差させた「ドラマ×マンガ」シリーズの新作となる本作は、宮下英樹のマンガ「センゴク」シリーズの要素を声優によるセリフとCGによって立体的にし織り交ぜながら進行する物語。主人公は東京の広告代理店でプロジェクトリーダーを任された千石健人だ。千葉で古民家食堂を営む相模弥生から、グルメサイトの記事についてクレームを受け苦境に立った健人は、会社の先輩で歴女の岸野凛子から史上もっとも失敗し挽回した武将と称される仙石権兵衛秀久の存在を教えられる。権兵衛の生きざま、織田信長や豊臣秀吉が権兵衛に授けた言葉からリーダーとしての心得を学んだ健人は、自分らしい生き方を考えるようになる。

中村が健人を演じ、弥生役で斉藤由貴、凛子役で橋本マナミが出演。林裕太、奥田洋平、今村裕次郎もキャストに名を連ねた。中村は「人は皆、社会に出ると少なからず自分ではない別の人間を演じて生きていると思います。“自分らしく生きる”というのは本当に難しいことだと思いますが、その事の大切さが今作には込められていると思います」と語った。

高矢航志が脚本、小山靖史と木學卓子が演出を担当する「センゴク ～大失敗したリーダーの大逆転～」は、NHK BS4Kで3月末にオンエア。NHK BSプレミアムでは4月以降に放送される。

センゴク ～大失敗したリーダーの大逆転～

NHK BS4K 2022年3月末放送
NHK BSプレミアム 2022年4月以降に放送

中村蒼 コメント

これまでのドラマ×マンガは戦争をより身近に感じてもらう作品でしたが、今回は戦国！
数多くの失敗を重ねるもそこから学び這い上がった男・仙石権兵衛。僕は今回その権兵衛の生き方から学び成長していく千石健人を演じました。自分は何者か迷いながら生きる健人にはとても共感しながら演じることができました。
人は皆、社会に出ると少なからず自分ではない別の人間を演じて生きていると思います。“自分らしく生きる”というのは本当に難しいことだと思いますが、その事の大切さが今作には込められていると思います。