「ギレルモ・デル・トロのピノッキオ」初映像におしゃべりコオロギ登場、配信は12月

ギレルモ・デル・トロが監督を務めた長編アニメーション「Pinocchio」の邦題が「ギレルモ・デル・トロのピノッキオ」に決定。12月にNetflixで独占配信される。

“木製人形の少年”ピノッキオの姿を描き、世界中で親しまれるイタリアの児童文学を、「パシフィック・リム」「シェイプ・オブ・ウォーター」のデル・トロがストップモーションアニメとして映像化した本作。「ファンタスティック Mr.FOX」のマーク・グスタフソンが共同監督を務め、「ティム・バートンのコープス・ブライド」で知られるスタジオ、マキノン＆ソーンダースがパペット制作を担った。

「ギレルモ・デル・トロのピノッキオ」はファシズムが台頭する1930年代のイタリアを舞台としたミュージカル作品に。新人のグレゴリー・マンがピノッキオ、「ハリー・ポッター」シリーズで知られるデヴィッド・ブラッドリーがゼペットじいさんに声を当てる。

このたびYouTubeで公開されたティザー予告には、ユアン・マクレガー演じるおしゃべりコオロギが登場。ディズニーアニメなどで知られるおなじみのジミニー・クリケットではなく、“セバスチャン・J・クリケット”と名乗る彼は「物語を聞かせよう。知ってる話だと思うかもしれない。でも違う。別物さ。この私、セバスチャン・J・クリケットの話だ。実を言うと、木でできた少年の心の中に住んでいたんだよ」と語りかける。