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「20歳のソウル」は、千葉県船橋市立船橋高校で受け継がれている応援曲「市船soul」を作曲した実在の人物・浅野大義さんの物語。がんにより20歳でこの世を去った大義さんと市船吹奏楽部の絆が描かれる。映画では神尾が主人公の浅野大義、佐野が大義の親友・佐伯斗真、佐藤が顧問の高橋健一に扮した。
この舞台挨拶は、千葉・船橋市立船橋高等学校吹奏楽部による定期演奏会にて、サプライズで行われた。吹奏楽部の演奏が響く中、ステージに上がった神尾は「めっちゃ緊張しています!」と率直な心境を述べ、「皆さんが最後までエネルギーを持って参加してくださったのが印象的。本当にありがたかったです」と撮影に協力した吹奏楽部員へ感謝する。そして「この映画を楽しみにしてくださるとうれしいです」とメッセージを送った。
これが映画初出演の佐野は、最初のシーンが佐藤との二人芝居だったという。彼は「浩市さん、めちゃめちゃ怖かったです!(笑)」と当時を回想して佐藤に「うるさい!」と笑いながらツッコまれる。撮影にあたっては吹奏楽部に“仮入部”をしたといい、佐野は「少しでも楽器の角度を変えたら先生に怒られるんですよね?」と声を掛けて吹奏楽部員を笑わせたあと「市船生の魂を感じながらお芝居をさせていただきました。縁や絆を描いた素晴らしい作品になっていると思います」と作品をアピールした。
続いて、佐藤は「今、なぜ指揮棒を持って立っていないのかが不思議」と役柄にちなんだジョークで会場を和ませ、指揮が初経験だったと明かして「(吹奏楽部員は)みんな、不安そうな顔をして俺を見ていた(笑)」と撮影を懐かしむ。秋山は「楓珠くんは、大義くん本人が存在しているとしか思えないお芝居をしてくれた」「“音楽の申し子”である斗真を演じられるのは、この世で佐野くんしかいないと言い続けていた。その期待を上回るお芝居をしてくれました」とキャストたちをねぎらい、中井は「これは市船の映画です!と、堂々と胸を張って大義くんに報告したい」と自信をのぞかせた。
「20歳のソウル」は初夏に全国ロードショー。
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「20歳のソウル」神尾楓珠がサプライズに緊張、佐野晶哉は「浩市さん怖かった!(笑)」 - 映画ナタリー
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