ザ・スミスの解散に何を思う？80年代の若者たち描いた青春映画、特報公開

「ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド」のポスタービジュアルが到着。あわせて特報映像がYouTubeで公開された。

本作は1987年のアメリカ・コロラド州デンバーで、イギリスのロックバンド、ザ・スミス解散のニュースにショックを受ける若者たちを描いた青春映画。劇中ではザ・スミスの楽曲20曲以上が使用され、同バンドのモリッシーがメンバーとの関係や解散について語るインタビュー映像も収められた。

特報映像はザ・スミスが解散したその日、「ザ・スミスの曲をかけろ！」と銃を持った青年ディーンがラジオ局をジャックし、DJがその様子をリアルタイムで伝えるシーンから開始。パーティに出かけて友達と騒いでいても、内心では将来への不安で押しつぶされそうな若者たちのやるせない姿も切り取られている。

監督と脚本を担当したのは「WE ARE X」のスティーヴン・キジャック。ディーンを「6才のボクが、大人になるまで。」のエラー・コルトレーン、ザ・スミスが好きなスーパーの店員クレオをドラマ「ソーシャルディスタンス」のヘレナ・ハワードが演じたほか、エレナ・カンプーリス、ジェームズ・ブルーア、ニック・クラウス、ジョー・マンガニエロらがキャストに名を連ねた。

「ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド」は12月3日より東京・TOHOシネマズ シャンテ、シネクイントほか全国でロードショー。

※記事初出時より、公開劇場に変更がありました