佐藤健、阿部寛、林遣都が雨の中全力疾走！「護られなかった者たちへ」メイキング映像

佐藤健と阿部寛が共演した「護られなかった者たちへ」のメイキング映像がYouTubeで解禁された。

中山七里のミステリー小説を「菊とギロチン」「糸」の瀬々敬久が実写化した本作。東日本大震災から10年目の宮城・仙台で起きた不可解な連続殺人事件の裏に隠された真実が描かれる。佐藤が事件の容疑者・利根、阿部が刑事・笘篠を演じた。

映像には笘篠と林遣都演じる蓮田が全速力で利根を追いかけるシーンの撮影風景を収録。苫篠が利根に初めて接触する場面だ。瀬々の予定では雨降りのシーンではなかったが、スケジュールの都合により雨の中で撮影を実施することに。撮影は苫篠が利根を見つけて走り始めるカット、長い歩道橋をひたすら追いかけるカット、歩道橋を降りて住宅街へと走るカットなど繰り返し行われた。瀬々から「もう一丁、まだ熱い画は撮れてないぞ！」と声が上がるなど、熱気あふれる現場となったそう。

キャストも相当堪えたようで、佐藤は「長いんですよ、距離が（笑）。けっこう何回もやりましたから。雨も降っていて疲れました」と話し、阿部も「雨の中1日中、林くんと何十本も200m以上のダッシュをしたのですが、20年ぶりくらいに全速力で走りました。けっこう（体力が）持ったので、自分の中ではちょっとうれしかったです」と撮影を振り返っている。

「護られなかった者たちへ」は10月1日より全国ロードショー。