スレブレニツァの虐殺に遭遇した人々は「アイダよ、何処へ?」をどう評価したか

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アイダよ、何処へ?」で監督を務めたヤスミラ・ジュバニッチのインタビュー映像が、YouTubeで公開された。

「アイダよ、何処へ?」ポスタービジュアル

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本作では、ヤスナ・ジュリチッチ扮する国連保護軍で通訳として働く女性アイダの目を通して、第2次世界大戦後のヨーロッパで最悪の悲劇と言われる“スレブレニツァの虐殺”の真実がつづられる。

「アイダよ、何処へ?」

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「サラエボの花」「サラエボ、希望の街角」で知られ、一貫して故郷の悲劇であるボスニア紛争の傷跡を描き続けているジュバニッチ。映像の中で彼女は、スレブレニツァの虐殺に遭遇した人々が本作を鑑賞したことに触れ、「撮影途中や編集前のカットも専門家たちに見せたわ。遺族団体への上映会も行った。“スレブレニツァの母たち”という団体よ。彼女たちは高く評価してくれた。事実に即して物語が語られているから彼女たちの胸に深く響いたのだと思う。自分たちでは語ることのできない物語を映画で伝えてくれたと、とても感謝された」と述べている。

「アイダよ、何処へ?」は、9月17日より東京のBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。

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