半グレが何者かになろうともがく、小島央大の長編監督デビュー「JOINT」公開

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小島央大の長編監督デビュー作となる「JOINT」が、11月20日に公開される。

「JOINT」メインビジュアル

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本作は、刑務所から出所して特殊詐欺用の名簿ビジネスを再開する半グレ・石神が主人公のクライムムービー。彼は投資家への転身を図るも、裏稼業から足を洗うのは至難の技だった。そんな折に関東最大の暴力団と外国人犯罪組織の影がうごめき、それぞれの抗争に挟まれながらも、何者かになろうともがく石神の姿が切り取られる。

小島は「本当に個性豊かで最高なキャストとスタッフに支えられました。そして、最強にクライムノワールな日本映画が誕生しました」とコメント。そして石神役で俳優デビューを飾った山本一賢は「追い詰められた人間の魂のようなものが、僕の中でとても印象的です。素晴らしい情熱を持つスタッフが集まった“チームの作品”を感じて頂ければと思います」と心境をつづった。

「JOINT」は東京・ユーロスペースほか全国で順次公開。

小島央大 コメント

初めての長編映画のため、企画から撮影から編集まで、大きな挑戦の連続でしたが、本当に個性豊かで最高なキャストとスタッフに支えられました。そして、最強にクライムノワールな日本映画が誕生しました。
中途半端な半グレが、ヤクザとカタギの間のグレーゾーンで、振り回されながらも、もがきながらも、自分の目指すべき生き方を見つけていく。監督としても、撮影しながら、自分の生き方を見つけられた気がします。是非とも劇場で、激動の世界観を体験して欲しいです。

山本一賢 コメント

僕が俳優を始める頃にこの作品をやる事になりました。なので俳優というより何もわかってない素人が主演として参加したので、当然スタッフや共演者には迷惑もかかりました。
そんな赤ん坊のような僕を支えてくれて、歩かせてくれたのがこのチームです。
スタッフもキャストも限られた状況の中で、沢山のことを犠牲にして、本当に心身を削りながら制作していました。
追い詰められた人間の魂のようなものが、僕の中でとても印象的です。
素晴らしい情熱を持つスタッフが集まった“チームの作品”を感じて頂ければと思います。

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(c)小島央大/映画JOINT製作委員会

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