「JOINT」小島央大×山本一賢が再タッグ、傷負った元自衛官に迫る闇「火の華」公開

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「JOINT」の小島央大山本一賢が再タッグを組んだ映画「火の華」が12月に全国公開。ティザービジュアルが到着した。

「火の華」ティザービジュアル

「火の華」ティザービジュアル

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実際の報道に着想を得た本作は、元自衛官の壮絶な経験とその後の宿命を描いた物語。2016年、PKO(国連平和維持活動)のため南スーダンに派遣された自衛官の島田東介は、ある日、現地傭兵との銃撃戦に巻き込まれる。同期で親友の古川裕司は凶弾に倒れ、島田はやむなく少年兵を射殺。混乱の中、隊長の伊藤忠典が行方不明となる。しかし、この前代未聞の“戦闘”は政府によって隠蔽されてしまうことに。それから2年後、PTSDに苦しむ島田は、闇の武器ビジネスに加わりながら、新潟で花火工場の仕事に就く。親方の藤井与一や仲間の職人たち、与一の娘・昭子に支えられ、心に負った傷を少しずつ癒やしていく島田。しかし、花火師の道に一筋の光を見出した矢先、彼に過去の闇が迫る。現在YouTubeでは特報が公開中だ。

長編デビュー作「JOINT」で新藤兼人賞銀賞に輝いた小島が監督・企画・脚本・編集・音楽を担当。共同企画・脚本にも名を連ねた山本が島田役で主演を務めた。また島田を見守る昭子に柳ゆり菜、行方不明となった隊長の伊藤に松角洋平、花火の親方・与一に伊武雅刀、寡黙な花火職人にダンカンが扮している。さらにキム・チャンバが「JOINT」に続きプロデューサーを務め、キャストとしても参加した。

小島は「コロナが明けても、ヘイトと戦争が絶えず、世界に暗がりを感じるなかで、どうしてか、日本の花火というものに強く惹きつけられました。その理由にひたすら向き合っていたら、この映画が誕生しました」と述べ、「約2年間準備し、多くの方々とのご縁とスタッフ・キャストの絶えない努力で完成させた、人間のエネルギーが凝縮した完全オリジナルです。ぜひ劇場で体感してください」と呼びかけている。

山本は「2021年から準備してきた、我が子のような映画が完成、上映決定になりました。戦争や平和、この国や人類について、馬鹿なりに真面目に考えて悩みました。情熱的なスタッフ陣と共に作った宝物です。是非、劇場にて熱い冬を感じて下さい」とつづっている。

映画「火の華」は東京・テアトル新宿、ユーロスペース、新潟のT・ジョイ長岡ほか全国で公開。

映画「火の華」特報

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読者の反応

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ライアン @ryan_4649

これはめっちゃ楽しみ!絶対観に行く!

「JOINT」小島央大×山本一賢が再タッグ、傷負った元自衛官に迫る闇「火の華」公開(特報あり / コメントあり) https://t.co/IKLM7UgAhZ

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