撮影クルーは全員女性、韓国軍のベトナム民間人虐殺に関するドキュメンタリー公開

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ドキュメンタリー映画「記憶の戦争」が11月に公開される。

「記憶の戦争」ポスタービジュアル

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ベトナム戦争時の韓国軍によるベトナム民間人虐殺に切り込む本作。「きらめく拍手の音」のイギル・ボラが、全員女性の撮影クルーとともに何度もベトナムへ足を運び、生存者の証言を記録した。

公開決定にあたり、映画監督の原一男、ジャーナリストの伊藤詩織、フォトジャーナリストの安田菜津紀からコメントが到着。原は「加害と被害のアンビヴァレンツを併せ持つヒトという、厄介な生き物。この超難問からは、誰も逃れることはできない!」と感想を述べた。3人のコメント全文は以下に掲載している。

「記憶の戦争」は東京・ポレポレ東中野ほか全国で順次公開。

原一男(映画監督)コメント

日本から差別、占領・統治されていた韓国。
その韓国軍兵士達が、ベトナムの村で虐殺を行った。
日本は、韓国を始めアジアを侵略したが、アメリカから原爆を落とされた。
加害と被害のアンビヴァレンツを併せ持つヒトという、厄介な生き物。
この超難問からは、誰も逃れることはできない!

伊藤詩織(映像ジャーナリスト)コメント

8歳の記憶、あなたは何を覚えているだろう。
お気に入りのワンピースを着て行ったディズニーランドで見たパレードの光、友達と蝉取りに夢中になっていたあの日。私の中にはその記憶が8歳当時のものだったのか不確かなままのものが浮かぶ。
しかし、タンおばさんの記憶は今でも鮮明だ。彼女はその記憶を1日も忘れたことはない。
それは、彼女自身が生きる意味を問い続けてきた記憶だから。
生きてその記憶を伝えてくれたタンおばさんに感謝する。

安田菜津紀(フォトジャーナリスト)コメント

「自分たちに責任はない」「むしろ現地の発展のために貢献した」
…聞き覚えのある言葉ばかりが飛び交った。
暴力は地続きで、凄惨な虐殺も加害の否認も、日本軍の時代から連鎖しているのだろう。

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(c)2018 Whale Film

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