東日本大震災の被災地である岩手・陸前高田に建てられた漂流ポストを題材にしたドキュメンタリー「
震災ボランティアを経験した監督の
升は「出会いは選ぶことが出来るが、別れは選ぶことが出来ない。様々な別れのコトバの旅を、映画館でご一緒しましょう」とコメント。野村は「作品を準備する中で自分自身が『大切な人との別れ』に遭遇し自らも漂流ポストに手紙を書く立場になりました。その真摯な思いを映像に残すべく、俳優の升毅さんと1年間旅をしてきました。師匠である、故・佐々部清監督に届けたい私なりの手紙とも言える映画です」と思いをつづった。なお本作には佐々部の監督作「大綱引の恋」に参加した
升毅 コメント
人は
生まれ・育ち・出会い・ハグクミ・愛しあい…そして別れる。
生まれきたものは多くの人や物、出来事と出会い、別れとも出会う。
絶望や苦しみからの解放、病気・災害など不慮の事故、突然死…
出会いに色々なカタチがあるように
別れのワケも様々。
「あるきはじめる言葉たち」の撮影では
大きな災害や、様々なカタチで大切な人を失った思いを
こころの言葉、文字にした言葉、無言の言葉…
たくさんの言葉の中で
別れの悲しみや苦しみ、絶望とどう向き合い、
寄り添い、これからを生きていくのか…
そんなことを目、耳、肌…五感を通して感じてきました。
出会いは選ぶことが出来るが、別れは選ぶことが出来ない。
様々な別れのコトバの旅を、映画館でご一緒しましょう。
野村展代 コメント
大切な人に想いを届けたい。
そんな気持ち受け止める「漂流ポスト 3.11」に出会い、今は書くことが少なくなった「手紙」というものに改めて魅力を感じました。作品を準備する中で自分自身が「大切な人との別れ」に遭遇し自らも漂流ポストに手紙を書く立場になりました。その真摯な思いを映像に残すべく、俳優の升毅さんと1年間旅をしてきました。師匠である、故・佐々部清監督に届けたい私なりの手紙とも言える映画です。
映画ナタリー @eiga_natalie
故・佐々部清に届けたい、漂流ポスト題材の「歩きはじめる言葉たち」10月公開(コメントあり)
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