カール・マルクスの娘エリノアを描く「ミス・マルクス」9月上旬に公開

哲学者、経済学者カール・マルクスの末娘エリノア・マルクスの半生を描いた「ミス・マルクス」が、9月上旬より公開される。

女性や子供、労働者の権利向上のために生涯を捧げ、43歳でこの世を去ったエリノア。「エンジェル」「つぐない」「未来を花束にして」のロモーラ・ガライがエリノアを演じ、「Nico, 1988（原題）」でヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ部門作品賞を受賞したスザンナ・ニッキャレッリが監督を務めた。

YouTubeでは予告編も公開中。父カールを亡くしたエリノアが「私の人生を生きたい」と訴える様子や、パトリック・ケネディ演じる社会主義者エドワード・エイヴリングへの愛と政治的信念のはざまで引き裂かれていくさまが映し出される。

「ミス・マルクス」は東京のシアター・イメージフォーラム、新宿シネマカリテほか全国で順次公開。