「第1回カツベン映画祭」6月新宿で開催、澤登翠や山崎バニラら活動弁士が集結

「第1回カツベン映画祭」が6月4日に東京・新宿武蔵野館で開催される。

これは5月28日に始まる「新宿東口映画祭」との提携企画。生演奏も行われる本イベントでは活動弁士たちが集結し、それぞれの得意演目を披露する。

周防正行監督作「カツベン！」で活動弁士監修を担当した澤登翠は「瀧の白糸」、平成30年度の花形演芸大賞金賞に輝いた坂本頼光は「からくり蝶」、関西を中心に活動する大森くみこは「椿姫」のプログラムで登場。また大正琴とピアノを弾きこなす山崎バニラによる「キートンの蒸気船」、澤登の一番弟子・片岡一郎による「都会の女」も楽しむことができる。オープニングプログラムとして、若手弁士3名が参加する短編も4本立てで上映される予定だ。

チケットは5月21日12時に新宿武蔵野館の劇場窓口、および新宿武蔵野館チケットサイトで発売開始。30席限定の通し券は5月14日10時に先行販売が始まる。通し券はマツダ映画社で取り扱われるため、詳細は同社公式サイトで確認しよう。

第1回カツベン映画祭

2021年6月4日（金）東京都 新宿武蔵野館
料金：1プログラム 2000円（全席指定）/ 通し券 6000円（先着30席限定）
＜上映作品＞
「瀧の白糸（1933年）」
「からくり蝶」前後編
「椿姫（1921年）」
「キートンの蒸気船」
「都会の女」
「チャップリンの消防夫」
「大学は出たけれど」
「日の丸太郎・武者修行の巻」
「月形半平太」