映画オンラインコミュニティ「あずまや」始動、中川龍太郎や佐近圭太郎が参加

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映画にまつわるオンラインコミュニティ・あずまやが3月中にオープン予定。正式リリースに向け、開設費用を募るためのクラウドファンディングがMotionGalleryで行われている。

「あずまや」ビジュアル

「あずまや」ビジュアル

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あずまやは月額1000円からの定額制コミュニティ。映画を通して人々がつながり、新たな作品を作り続けていくことを目的として立ち上げられるもので、「わたしは光をにぎっている」「静かな雨」の中川龍太郎や、「東京バタフライ」の佐近圭太郎らの監督作を手がけてきたTokyo New Cinemaが制作する。

中川龍太郎の映像作品「スケッチダイアリー」より。

中川龍太郎の映像作品「スケッチダイアリー」より。[拡大]

会員には、中川の最新映像作品を含む限定オリジナル動画の視聴や、対話型イベントに参加する権利などが与えられる。中川は「ともに映画を語り合い、分かち合う時間を設けることができましたら、こんなに嬉しいことはありません」と、左近は「『あずまや』と繋がることで、多くの方々がまた『一人』に還っていけるような、そんな場所を皆さんと共に創っていけたら嬉しいです」とコメントした。

『あずまや』ティザー動画 from Tokyo New Cinema on Vimeo.

中川龍太郎 コメント

映画を撮りたいと考え始めたのは大学に入学した時でした。何度となく講義をサボって映画館の暗闇に身を浸すなかで、自分もまた自分の周りの光を世界のどこか見知らぬ誰かのもとに届けたいと願うようになりました。何の繋がりもない中、手探りで映画制作を始めました。分からないことしかなく、教えてくれる人もいない中での制作はまさに暗闇の中で遠い遠い光に手を差し伸ばすようなものでした。映画とは世界に接続する窓です。暗闇の中に浮かぶその窓を通して世界中のあらゆる人たちと出会うことできます。あらゆる時代の、もうこの世にはいない人たちと触れ合うことができます。映画とは人と人を結ぶ広場です。僕たちは作り、届けることを通して、多くの人と出会ってきました。是非、その輪の中で、ともに映画を語り合い、分かち合う時間を設けることができましたら、こんなに嬉しいことはありません。

佐近圭太郎 コメント

「ひとりで居るのが好きだ」という言葉と出会うことがあります。でも「一人」と「独り」は違う。人生の中で出会う、家族、恋人、友人、仕事仲間、知人、ご近所さん──私たちが「一人」で居ることができるのは、きっと、そういった人々と心の奥底で“繋がっている”という意識があるからではないでしょうか? 人は、ほんとうの意味での「独り」には耐えられない生き物だと考えています。これは日々の生活も、映画創りも同じです。違う価値観や異なる考えを持つ者同士が出会い、刺激を受け、支え合い、発見する。その「相違」の中で作品を生み出すことこそが“創作”であり、Tokyo New Cinemaの原点でもあります。「あずまや」と繋がることで、多くの方々がまた「一人」に還っていけるような、そんな場所を皆さんと共に創っていけたら嬉しいです。

木ノ内輝(Tokyo New Cinema 代表)コメント

振り返ると、映画産業に入るきっかけは若き中川監督との出会いでした。我々は2015年に創業した当時、若く資金も人脈もありませんでした。多くの方々の応援で世界的に評価される映画を作ることができました。我々は世界で戦うなかで皆様の応援とサポートを必要としております。現代社会を生きる私たちは忙しさのなかでつい早歩きになりがちですが、大切なものこそ身近にあることを改めて認識するきっかけになるような作品を作り続けます。そして、今後も良い日本映画を世界に発信し、映画産業を発展させて行きたいと願っております。

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