明智光秀ら戦国時代の英傑たちが、天下を狙い戦うさまを描く本作。長谷川は2019年6月3日から撮影に入り、新型コロナウイルス感染拡大の影響による約3カ月の制作休止期間を乗り越えて光秀を演じ切った。
長谷川は「まだ実感は湧かないのですが、とにかくクランクアップできて本当に安心しました」「大河ドラマは日本の文化なんだとすごく感じましたし、絶対これは続けていきたい、後につなげていきたいと思いました。現世でも、麒麟がくる世を願って」とコメント。制作統括の落合将は「大きく身を削ったであろうその長い長い闘いは、完成した作品の中の光秀の芝居にすべて表れていて、この21世紀版戦国叙事詩ともいえる大河ドラマの中心で特別な輝きを放ったと思います」と長谷川を称えた。
「麒麟がくる」はNHK総合で毎週日曜20時より放送中。NHK BSプレミアム、BS4Kでも放映されている。
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」
NHK総合 毎週日曜 20:00~ほか
NHK BSプレミアム 毎週日曜 18:00~
BS4K 毎週日曜 9:00~ほか
長谷川博己 コメント
みなさま、本当に本当にお疲れ様でした! まだ実感は湧かないのですが、とにかくクランクアップできて本当に安心しました。長く険しい道でしたが、出演者、スタッフのみなさんひとりひとりに、感謝の気持ちをこめて「ありがとう」と伝えたいです。スタッフのみなさんのプロフェッショナルさが本当にすばらしくて感服しました。大河ドラマは日本の文化なんだとすごく感じましたし、絶対これは続けていきたい、後につなげていきたいと思いました。
現世でも、麒麟がくる世を願って。みなさま、本当にありがとうございました!
落合将(制作統括)コメント
長谷川博己さん、クランクアップ本当におめでとうございます! 長い長い間、明智光秀を演じていただき、その苦労と重圧は大変なものだったと思います。思えば、新型コロナウイルスによる撮影中断・放送中断という前代未聞の出来事をはじめ、実にさまざまなトラブルが降りかかってきた大河ドラマでした。しかし、どんなトラブルが起こっても、長谷川さんは池端俊策先生の世界観を強く信じ、池端さんが紡ぎだす明智光秀像と自分なりに格闘し、この物語を現代に送り出す意味を常に考えながら、ぶれない姿勢でチームを引っ張ってくれました。大きく身を削ったであろうその長い長い闘いは、完成した作品の中の光秀の芝居にすべて表れていて、この21世紀版戦国叙事詩ともいえる大河ドラマの中心で特別な輝きを放ったと思います。あたかも、苦しい生きざまの中に矜持を示した、実在の明智光秀のように…。「麒麟がくる」は、大河ドラマとしては史上初の越年放送となります。年明けからは最終章として本能寺の変に向けて大きなクライマックスを迎えます。大変な時代ですが、お茶の間の娯楽として、あっと驚く結末に向けて最後まで楽しんでご覧頂ければと思います!
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